【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(6月10日~6月15日)の予定表です。
中学生は、今週・来週と1学期期末テストが行われます。
また、高校生も、6月終わりから1学期期末テストが始まります。
気を引き締めて、頑張りましょう!!
(2)高校英語「ポラリス英文法2」・長文読解「the rules1」以外は、すべてフリー時間です。
フリーとは、小学生・中学生・高校生が同時に授業を受けることです。
数学・英語がメインになりますが、どの科目も対応します。
また、高校1年生が入塾されたことに伴い、「ポラリス英文法1」をフリーの中に入れました。
英語の英文法・長文読解を今まで一斉授業としてきたのは、集団で受講される生徒さんがおられたからです。
しかし、高校1年生の皆さんは、各々時間帯が異なるため、なかなか集まることができません。
そのため、こちらも個別でやることにいたしました。
英単語がおわってないため、1ヵ月ほど先の話しになるかも知れません。
フリー時間の授業方法は、集団個別指導なので、各個人に向けて15分ほどの授業をいたします。
その後はすぐに演習をしてもらい、分からないところを逐一確認していきます。
各塾生の進捗状況に関しては、【3】をご覧ください。
詳細を知りたい方は、下記番号にお電話ください。
TEL090-6427-1892
塾長 黒木
(3)<1>勉強が苦手な生徒さんが、入会しております。
「できない子をできる子に」を目標としているので、3年間または6年間、小学生からだと12年間をかけて、大学合格までに導ければと思っております。
<2>先日新しく入塾された中学1年生の生徒さんがいます。
お母様から「本当に1コマ500円なのですか?」「勉強ができないのに入会できますか?」とのご質問がありました。
答えはどちらも、「Yes」なのですが、このような保護者の方が大半なのかなと感じました。
そこで、勉強ができない生徒さんを、どのように上げていくのかを説明いたします。
まず、勉強ができない生徒さんは、高校生であれば中学生の範囲。中学生であれば小学生の範囲ができていないことが原因です。
そのため、保護者の方には腹をくくってもらい、半年ほどは復習を徹底的にやってもらいます。
現在、高校生で中学数学・英語をやっている生徒さんが3名、中学生で小学生の算数をやっている生徒さんが、1名います。
今回入塾された生徒さんも、小学生からやって頂くことになるかも知れません。
<3>確かに、学校の定期テストは取れません。
しかし、付け焼き刃の勉強をしていては、学校の授業も分からず苦しい思いをするだけです。
しっかり復習をすると、仮に半年ほど遅れて高校生・中学生の範囲に入ったとしても、3ヵ月ほどで1年分の学習を回収できます。
遠回りのようで、実は最短距離の勉強をしているのです。
<4>先日、近くの中学校の先生と話す機会があり、「最近の中学生は、計算・漢字があまりにもできない」という話をしていました。
私が、「そのような生徒がいる場合、どのように授業を勧めていますか?」と聞くと、「集団授業なので生徒の平均レベルに合わせているので、下の方はなかなか教えられないです。」と。
私に言わせれば、その平均レベルでさえも、まともに読み・書き・計算ができてないのですが・・・・
「私は、保護者の了解を得て、中学の勉強はいったん無視して、小学生から復習をしています。」と言うと、先生は無言でした。
立場上、「学校の授業は無視する」ということは言えないですからね。
学校も「勉強クラブ」を立ち上げて、クラブ活動として中学生・小学生の復習をさせれば良いのにと思います。
なに、先生は忙しいからそのような余裕はない!?
生徒に目が向いてない先生は、本当に教育界から退場して欲しいです。
以上のことを踏まえて、各生徒さんがどのような取り組みをしているのかを、【3】でご覧ください。
(4)各コマ定員10名です。
2人以上でご入会されると、2000円分の授業券がついてきます。
是非、お早めにご入会下さい!!
【2】1週間の塾の動き
(1)先週面談に来られた中学2年生・1年生が入会されました。
また、昨年の夏期講習に来られた高校2年生の生徒さんも、入会されました。
これで、小学生1名、中学生14名、高校生17名となりました。
(2)面談・体験授業をしても、すぐに決めかねているご家庭もあります。
確かに、塾を決めることは大きなことではありますが、その敷居を下げるために、入会金3,000円としており、いつでも自由に辞められるようにしています。
迷っている暇があるのならば、とりあえず入会してみて、英単語を1900語覚えて、辞めるかどうか考えて見られてはどうでしょうか?
時間は有限ですので、一刻も無駄にして欲しくないからです。
(3)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校6名・マリスト学園高校2名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校1名・国府高校1名の生徒さんがおられます。
〈1〉高校3年生は、5名おります。
①Marchを目指されている生徒さんは、「the rules1」長文読解を毎日1題。
「ポラリス英文法1」「タ―ゲット英単語1900」「ターゲット英熟語1000」を毎日やって頂いております。
授業は、「the rules1」「ポラリス英文法2」を同時並行でやっています。
授業では、全ての英文和訳をやっていきますので、かなり時間を使います。
「the rules1」に、日本大学の問題が載っており、6問中4問正解したので、かなり自信になったのではないかと思われます。
「the rules1」は全問解いてしまったので、今週からは「the rules2」に入ります。
「the rules2」は、共通テスト・入試標準問題レベルです。
現在このコースは、1名のみでやっています。
英語に自信があり、長文読解がやりたいという生徒さんは、参加されてみてはいかがでしょうか?
②他の4名中2名は、学校の指定校推薦を狙います。
1学期中間テストの結果はまだわかっておりません。
この4名の生徒さんは、学校の課外に参加されます。
そのため、今後は学校のテキストを中心とした勉強に変えます。
今週で高校総体が終わる生徒さんもおられます。
部活後の勉強に合否はかかっています。
〈2〉高校2年生の生徒さんは、4名です。
①1名の生徒さんは、1週間の計画立案のもと、自習をしていただいています。
九州大学を目指して、勉強しております。
部活に入っておりますので、先週は高校総体の前ということで、あまり長時間勉強はできませんでした。
今週から通常ペースに戻ります。
②福岡大学等の私立文系を目指されている生徒さんは、「ターゲット英単語1900」を毎日100語ずつ覚えています。
すでに、1700語まで覚えたと思います。
また、「ポラリス英文法1」も始めました。
1回目は授業をしたのですが、「独学で進めてはだめですか?」と聞かれたので、「真・英文法大全」を読んで、とりあえず独学でやっていくことに決めました。
この生徒さんは、独学が向いていると思ったのでそうしているだけで、他の生徒さん全員に許すわけではありません。
③昨年の夏期講習来られていて、入会された生徒さんは、先日「ポラリス英文法Ⅰ」を始めました。
数学は何とか学校についていっているようで、物理はオンライン塾でやっています。
そのため、苦手な英語を私が担当?ということになりました。
もうすぐ、数学Ⅲに入るようなので、その時からは数学も教えるかも知れません。
志望校は、熊本大学医学部です。
まだ、2年間あるので、しっかりと勉強していけば大丈夫でしょう。
④もう1名の生徒さんは、部活が忙しいようです。
〈3〉高校1年生は、8名です。
①東京理科大学の英語・数学・物理3科目入試を目指している生徒さんは、毎日ではないものの、週3日ほどは塾に来られるようになりました。
苦手な英単語も、400語ぐらいまでは覚えたようです。
円や軌跡の章が終わったので、やっと三角関数に入りました。
これから、指数・対数関数・微分積分と、「The高校数学」が始まります。
今年の12月までには、教科書の数学1A・数学ⅡBまでは終わりたいです。
2年生の夏までには、教科書を数学Ⅲまで終わって、今度は「1対1対応の演習」で、入試の標準問題を解いていきます。
その後は、「プラチカ」を解くか、過去問に入って、3年生は全て過去問演習につぎ込みます。
非進学校の生徒さんは、2名います。
②定期テストで良い点を取られた生徒さんは、クラス順位が出て、2番でした!!
6月末に1学期期末テストがあり、教科数が増えます。
そのため、週4コマ授業を取られて、苦手な地学基礎・生物基礎で高得点目指します。
指定校推薦が取れるように、1つ1つの試験が重要です。
また、一般受験でも西南学院大学に合格する力は付けてほしいですね。
③もう1人の熊本大学を目指している生徒さんは、英語に関しては、中学2年生が終わり、3年生に入りました。
1学期定期テストがあるので、先日数学の授業をしました。
不等式ができないとのことでしたが、それ以前に因数分解・√の計算が遅いです。
このままだと、試験で時間切れになる恐れがあります。
あと数日で、何回計算をできるかが勝負です。
④熊本大学薬学部を目指している生徒さんは、部活が忙しく、少し数学が学校において行かれそうになっています。
このままだと、1学期で1章分ぐらい差が開くかもしれません。
部活のない日に、5時間以上数学をまとめてする必要があります。
また、英語の単語を毎日50語ずつやってもらっています。
そろそろ「ポラリス英文法1」に入りたいところです。
⑤数学が大好きな生徒さんは、頻繁に来られて、授業と自習を使い分けています。
こちらも、定期テストが近いようで、勉強に励んでいました。
⑥残り3名は、自習またはお休みです。
(2)〈1〉中学3年生は、6名です。
①熊本高校が志望校の生徒さんは、先週の課題「歴史を最後までやってくる」が終わりませんでした。
第二次世界大戦までは、なんとかやり上げたようです。
今週は定期テスト週間です。
前回4位だったので、少なくとも1ケタ台は維持して欲しいです。
ちなみに、この中学校は熊本高校に10名ほど合格します。
残り数日でどこまで追い込めるか?
見ものです。
②難関私立文系大学を目指すことに決められた生徒さんは、「最高水準問題集・英語3年生」の復習と「最高水準問題集・英語長文」をやっております。
開成高校や灘高校、はたまたラ・サール高校という難しい文法問題でも、抵抗なく解いていきます。
このような問題を解くことが良いかどうかは賛否分かれます。
数学・理科などと違って、こと国語・英語に関しては、難しすぎるということはないです。
語学である以上、どのレベルまで等の制限はありません。
やればやるほど上がります。
英語が得意な方は、恐れずに難関高校の入試問題を解くことをお勧めします。
高校は、マリスト学園高校(専願)を目指します。
そのため、国語・数学・英語の3科目入試になります。
数学が苦手なので、6月までに中学英語を片付けて、7月の1ヵ月間は数学に集中します。
ただ、先取り学習で二次関数まで入っているので、かなり早く終わるでしょう。
その後は、夏期講習会で国語・数学・英語の「全国高校入試問題集」を2年間分解き、高校英語「ポラリス英文法1」に入ります。
英単語は「ターゲット英単語」を750語まで覚えているので、毎日50語ずつやれば、1900語まで終わります。
夏期講習の最後に、マリスト学園高校の過去問を解いてもらい、合格点をクリアしたら、もう高校入試は終わったようなものです。
9月~11月までが、ぽっかりと空いてしまうので、高校英文法を「ポラリス英文法1~3」までやりながら、社会・理科を少しずつ勉強することになります。
受験は3科目入試ですが、社会は本腰を入れて勉強します。
大学入試でも歴史は取らなければいけないので、中学ぐらいの社会はマスターしておかなければなりません。
一方、理科に関しては、大学受験科目にないので、生物・地学などを軽く行う程度です。
マリスト学園高校は、少なくとも75%は取って、奨学Bに入りたいですね。
③勉強があまりできない生徒さんは、5カ月程度で中学1年生から3年生までの数学を一気にやっております。
数学「円周角」も2回ほどやったので、あと少しで「三平方の定理」に入ります。
普通の生徒さんは、まだ3年生の始め「平方根」をしているころでしょうか。
もう勉強があまりできない生徒さんではないですね。
数学をマスターした生徒さんと言います。
数学が終われば、7月中に英語を3年生まで終えて、夏期講習では、理科と社会を終わらせます。
楽しみです!!
④もう一人の勉強があまりできない生徒さんは、まだ志望校も決まってないので、英語だけをやっております。
本人も、大学に行きたいという願望はあるため、英語だけは理解してほしいからです。
なかなかエンジンがかかりませんが、人生止まる時間も必要です。
長い目で見ていきます。
⑤残りの2名は、自習・お休みです。
〈2〉中学2年生の生徒さんは、3名です。
①1名は、小学5年生の分数が3周目に入りました。
保護者の皆さんから見ると、「もう2回もやったのだから、次に行っても良いのでは?」と考えるかも知れません。
その考え方が、最近の小学生の計算力・漢字力の低下につながっています。
今の小学生は、私の頃と比べて、計算練習量・漢字練習量ともに、4分の1ほどではないかと考えています。
原因は2つあると考えます。
1つは、計算大会・漢字大会を行っていないこと。
私達の頃は、年に2回、計算大会・漢字大会が行われていました。
100点を取れば賞状をもらえます。
それを目指して、1ヵ月間ほどは、みんな計算カードを何回も繰り返していました。
多い時は、計算カードを20回ほどやりました。
今学校で配られている、あの薄い「数学カード」とはわけが違いますよ。
計算ばかり300問ほどあったのではないでしょうか。
できない同級生でも、5回はしていたと思います。
どうですか?
自分の子供さんを見て、1ヵ月に3000問ほど計算に集中したことがありますか?
もう一つの原因は、学校の授業の多様化です。
思考力を鍛えるという名のもとに、訳の分からない授業が多い。
また、私から言わせると、英語などはいらない科目です。
文法を教えない英語など、百害あって一利なしです。
思考力・グローバル化の名のもとに、もっとも大事な計算・漢字が隅っこにやられているように感じます。
計算ができない子に、思考力を使う問題が解けますか?
漢字が読めない子に、日本語を英語に訳すことができますか?
知育や思考力という言葉に踊らされないでください。
一番大事なのは、「読み書き計算」です。
これができれば思考力など後からついてきます。
とくに、小学生の間は、4月生まれと3月生まれの子供では、約1年発達の遅れが生じます。
そんな中で、子供の成績に一喜一憂することはナンセンスです。
どこまでの大学に行けるかは、小学生で大体決まります。
そのため、小学生の復習をする場合は、徹底的に行う必要があるのです。
この生徒さんには、あと2回、小学5年生を解いてもらいます。
②新しく入られた生徒さんは、他の塾との兼塾です。
塾での勉強が無駄にならないように、他の塾の教材を中心に勉強しようとしました。
しかし、問題勃発!!
問題集の解答が抜き取られていて、すぐに採点できません。
解答が来るのが1週間後とのこと。
これでは、問題を解いた効果が半減、いや限りなく0に等しくなります。
もっと言えば、間違った解き方をしていると、その後の問題も全て間違った解き方をしてしまうということです。
時間の損失でもあり、記憶の損失でもあります。
保護者の方は、宿題をしないお子さんを怒る前に、その宿題をお子さんが自力でできるレベルかどうか、ご確認することをお勧めします。
③もう1名は、お休みでした。
〈3〉中学1年生の生徒さんは、5名です。
①1名は、数学の「正負の数」をやっています。
1週間前には解けていた問題が、解けなくなっていました。
自宅での学習をあまりしていないようです。
少なくとも30分ほどは、毎日同じ問題を繰り返して欲しいです。
これをやらないと、3年間ずっと計算で足踏みすることになります。
②もう1名の生徒さんは、国語のワークをやっていました。
2年前までは、漢字がほとんどできなかったので、問題を解いていることに驚きました。
③新しく入会された生徒さんは、1回授業をしました。
「正負の数」をやったのですが、足し算・引き算の暗算に、多少苦労していました。
これは、小学生からのやり直しを検討しなければいけません。
④残り2名は、お休みでした。
(4)小学2年生は、東京大学を目指しています。
お休みでした。
※最後に、自習だけ、または、お休みを続けている生徒さんへ
お休みを続けている生徒さんで、辞められた方は仕方ありません。
しかし、自習だけ、または、これから通塾される方は、とにかく授業を受けてください。
とくに高校生は、3年生よりも、1・2年生の方が5倍ぐらい大事です。
そろそろ、将来の職業・進学する大学を決めないと、もう間に合わなくなります。
よろしくお願いいたします。