8月の総括です。8月は夏期講習会を行いました。中学・高校3年生は当然として、中学1年生・小学6年生も、毎日2時間半来られました。これまでに見られなかった状況です。
高校3年生は、3名おります。東稜高校の国立大学志望の生徒さんは、8月に河合塾が行う全統マーク模試で、7割を取ることを目標に勉強を進めてきました。しかし、結果は5割5分程度しか取れませんでした。英語筆記は、40点から70点に上がったので成果は出ました。ただ、世界史B・国語で5割を切ってしまっては、7割は目指せません。かなり準備をしてきましたが、そんなに上がるのは簡単ではないと改めて思わせられました。
全統模試が終わってからは、予定通り志望大学の二次対策を始めております。過去問を10年分ぐらい解いて頂くつもりです。大問ごとに、2日に1回のペースで解いています。今、国語・英語が1年分終わったのですが、問題が思っていたよりも難しいです。何せ、英語は和訳を見てもよく理解できない文章です。これは二次試験ではあまり差が付かないなと感じております。配点比率は、共通テストの方が大きいので、もっと共通テストを上げて、逃げ切る作戦も考えております。共通テスト対策は、毎日数学のセンター過去問を解いて頂き、1日おきにセンター過去問英語・国語を時間を短縮して行っております。2週間後に駿台マーク模試があるので、そろそろ共通テストに特化しなければなりません。
九州学院高校の生徒さんは、指定校推薦を第一に考えております。まだ、選考は始まっておりません。また、仮に指定校推薦されなかった場合のために、私立大学の勉強をして頂いております。7月の総括でも書きましたが、英単語と日本史Bだけの勉強を続けております。また、週に2回センター過去問の英語を時間内で解いて頂いております。70点台まで伸びてきましたが、そこからがなかなか上がりません。今は単語が大量に頭に入ってきて、文章が読めるようになったため、逆に選択肢で迷ってしまう状態だと思います。もう少し我慢すれば、100点台に到達すると思います。目標は、130点台です。
高校2年生は2名ですが、常時来ていただいてる生徒さんは、東稜高校の生徒さん1名です。夏休みは課題を主にやっていたと思います。私の計画とは異なった勉強をしているため、あまり状況を把握できておりません。志望大学に合格するためには、学年で20番以内には入って欲しいものです。2学期の終わりからは、共通テスト対策に入ろうかと思っております。
高校1年生は、3名通塾されております。学園大学付属高校の生徒さんは、数学だけに絞って週1回2時間半通塾されております。主に学校の課題をやっています。ただ、教科書の問題は全部解けるようになって欲しいので、他の科目との兼ね合いもありますが、頑張って欲しいです。東稜高校の生徒さんは、週に3回2時間半来て頂いております。こちらも主に学校の課題をやっております。2名とも、数学ならば2単元先まで進んで欲しいですね。
中学3年生は、4名通塾しております。全員、それなりの成果で一学期期末テストを乗り越えました。今年の夏期講習会では、以前書いた通り、先取り学習はせずに、1・2年生の復習に専念しました。毎年コマ数をフルにとって来られる生徒さんが多いのですが、今年は3時間から5時間の生徒さんが多く、消化不良は否めない状態です。すべての受験生が、本格的に勉強を始める時期ですので、もう少し自宅学習時間を増やしてもらわなければなりません。9月からは先取り学習を再開しております。11月末には全教科終わらせて、私立過去問対策に入っていく予定です。また、コロナの影響で、英語以外の科目は試験範囲が狭くなるという情報も入ってきております。今後の動向には注意を払わなければなりません。
中学1年生は、5名通塾しております。3年生と同様、1学期の復習に力を入れて、目標20番以内を目指しておりました。ただ、個々の生徒さんの学習の意欲によって、良い夏休みを過ごされた生徒さんと、そうではない生徒さんに分かれたという感じです。まだ、志望校が決まってないこともありますが、どうせ勉強するのであれば、負けたくないという気持ちで上位を狙ってほしいです。二学期からは、先取り学習を始めます。ただ、この学年は、できる生徒さんが多いので、定期テストをきっちり取っていくことが重要と考えております。そのため、メチャクチャ進むのではなく、数学・英語であったら2単元先ぐらいを目途に先取り学習をしていく予定です。
小学6年生の生徒さんは2名おられます。急に眼の色が変わった生徒さんの勢いは止まらず、一学期のテストは全て100点で終えました。夏休みも充実した勉強ができました。「くもんドリル」の算数は、6年生の範囲を3回回し終えました。もう1名の生徒さんは、夏休みは来られませんでしたが、できる生徒さんです。9月から「熊本高校等合格クラス」を開きましたが、両生徒さんに参加していただいております。もうすでに算数が終わった生徒さんは、中学1年生の数学に入っております。5時間の長丁場ですが、両名ともに集中して勉強されております。5時間の配分としては、始めに20分ほど授業をして、その後4時間ひたすら演習をしてもらっております。かなりスピードの速い授業ではありますが、演習を通してその日に理解して帰ってもらっています。どのような授業か興味のある方は、動画の「わかスクプラス」をご視聴ください。
小学5年生以下の生徒さんは、新たに3名が入塾されました。3名ともに、「熊本高校等合格クラス」以外の日は、1時間来ていただいております。たった1時間でも、5日くれば5時間の勉強時間を確保できます。また、毎日来ることで学習習慣を付けることにもなります。当塾では、このように短時間での通塾も行っていますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
※現在の塾生数(9月10日現在)※2か月以上月謝を払われてない生徒さんは除きます 高校生 3年生 3名(うち女子1名) 2年生 2名(うち女子1名) 1年生 3名(うち女子1名) 中学生 3年生 4名(うち女子3名) 1年生 5名(うち女子3名) 小学生 6年生 2名 5年生 1名(うち女子1名) 4年生 1名 3年生 2名 (うち女子2名) 計 23名(うち女子12名)
小学生5・6年生の勉強で、熊本高校等の上位校に合格できるかが決まると言っても過言ではありません。一番重要な時期です。また、中学生は、上位校合格のためには、1・2年生から来て頂いくのがベストです。3年生から来て頂いても、受験のための勉強しかできないので、じっくり学力を付けることができないからです。高校生は、熊本大学以上を目指すには、1年生から全力で勉強する必要があります。ただ、3年生から本格的に勉強しようと一念発起された生徒さんも、科目を3教科に絞れば、有名私立大学に合格することも可能です。そのためには、毎日5時間程度は勉強して頂く必要がありますが。