計算問題の重要性は理解できたでしょうか!?では、各学年ごとに、勉強方法を書いていきます。中学1・2年生は、「章末問題」と「数学の友」を完璧に解けるまでやってください。応用問題が解けないと、諦めてはいけません。とにかく、分からない問題は、解答のやり方をみながら考えましょう。数学も殆どが暗記です。解答の仕方をどれだけ暗記してるかによって、全く見たことのない問題が出てもその場で考えることができるのです。問題をみて分からないからと言って、自分が頭が悪いなどとは決して思わないでください。分からなかった問題は、解き方を覚えていけばいいのです。
あまり数学が得意でない中学2・3年生は、分野ごとに勉強をしていって下さい。計算問題・方程式の応用問題・関数の問題・図形の問題に大きく分けられますが、これを分野ごとに中1が終わったら中2、中2が終わったら中3という風に、勉強していって下さい。具体的に関数で考えてみましょう。中1の「比例・反比例」、中2の「一次関数」、中3の「二次関数」という流れで、進めて行って下さい。
数学が得意な生徒さんは、そのまま勉強して頂いて大丈夫だと思います。ただ一点注意して欲しいのは、中3の生徒さんは、常に入試を意識して勉強して頂きたいということです。簡単にいうと、「捨てるべき所」と「解く順序」を考えて欲しいということです。熊本の入試問題は、日本でも5番以内に入るぐらいの難しい問題です。私の意見としては、殆どの受験生が解けないような問題を出すことは、あまり良い問題とは言えないと思います。本当の数学の力の差が現れないからです。入試の範囲は中3の分野が3分の2程でますので、この時間配分については、もう少し経って書きたいと思います。