【連続ブログ小説】明治大学☆彡物語【第9話】

高校-大学入試

【追いつけない!!】

一昨日は、Mとの5時間のセッション。

ただ、私があまり眠れていなかったので、2時間ほど経つと目の前がぐらぐらと揺れてきた。

Mに、「少し寝かせてくれ!!」と言って、1時間仮眠。

その間、Mが何をやっていたのか、全く分からない。

多分、勉強していたと思うが。

起きた後は、再びMとのセッション。

「ポラリス英文法3」が終わったので、今は明治大学過去問の、精読を一緒にやっている。

これが、なかなかハードモード。

知らない単語・熟語が出てくると、辞書や単語帳でお互いに調べ、分からない構文では頭を悩ませる。

過去問解説は、薄っぺらで何も教えてくれない。

わかない所は、自分たちで紡いでいくしかないのだ。

英語の速読が叫ばれる昨今、このように大問ひとつに5時間もかけることは、時代に逆行しているように見える。

しかし、これが本当の勉強なのだ。

最近の生徒たちは、いわゆる「タイパ(タイムパフォーマンス)」を気にしている。

いかに時間を効率よくつかうか。

そのため、理解が浅くなり、結局初めからやり直しとなる。

完全に「タイパが悪い」のだ。

ただ、この「精読会」は、私も問題を解いているから成り立つもの。

2日に1回のペースで過去問を解きだしたMには、絶対に追いつかない。

私には、Mだけでなく他の生徒たちもいる。

一人一人の進捗状況を考えながら、授業をしたり、過去問をさせたりしている。

隙間時間を使って、高校数学「1対1対応の演習」高校物理「宇宙一分かりやすいシリーズ」も読んでいる。

仕事なのでやらなければならないとは言え、完全に普通の講師のキャパを超えているような気がする。

そのような中、昨日もMは涼しい顔をして、明治大学経営学部の問題を解いていた。

結果は、試験時間70分以内に解いて、46問中28問正解。

正答率60.8%!!

初めて経営学部の問題で、60%を超えた。

これでMとの差が、また1年分開いた。

私は、Mの後を必死に追って、隙間時間を活用して、なんとか次のセッションまで「精読」ができる形にしなければならない。

次のセッションは、来週月曜日。

日曜日返上で、先に進むべきか!?

それとも、ゆっくりと休むべきか!?

いかん、Mではなく、私の奮闘記になってしまっている。

結論、独りで中学・高校の全科目をしようとするのは、土台無理な話。

そして、試験はM一人で戦わなければならない。

1カ月後、Mが80%の正答率をたたき出していれば、「精読会」も必要なくなるかもしれない。

逆に、国語の「精読会」が始まっているかも!?

私も常に勉強の日々。

終わりのない戦いである。

古文の勉強、どうしようかね!?

1017日 勉強時間 8.5時間

1)日本史探求      1.5時間

「日本史探求11答」(山川出版)    1.5時間

2)英語 7時間

「ポラリス英文法3 

前置詞・接続詞 2周目            1.5時間

2024年明治大学商学部 大問3 授業      5時間

THE ESSENTIALS27・28        0.5時間

1018日 勉強時間 7時間

1)日本史探求      3時間

「日本史探求11答」(山川出版)    3時間

2)英語 4時間

「ポラリス英文法3 

冠詞・名詞、代名詞、形容詞、副詞  2周目  1.5時間

2022年明治大学経営学部 

46問中28問正解 正答率60.8%        1.5時間

THE ESSENTIALS29~32        1時間

タイトルとURLをコピーしました