H27中学1学期期末テストまで、1カ月を切りました。当塾の1人の生徒さんには、私の中学時代の勉強方法をやって頂いております。1番を目指す勉強方法を、その生徒さんに合わせてアレンジはしてますが。本人は気付いていないと思いますが、かなりきつい勉強をして頂いております。中学1・2年生から来られた生徒さんは、受験まで時間的に余裕があるので、私がやっていた勉強方法をして頂けます。
先日、知人の進学高校の先生と話す機会がありました。その先生の話では、どうも最近の高校生は、受験で燃え尽きているということでした。入学してから急激に勉強の意欲が無くなる、目標とする大学がない等です。原因は、塾にあるのではないかということでした。
当塾にも、大手塾を辞めてこられる生徒さんが多いですが、話を聞くと「それは辞めたくもなるな」と思ってしまいます。毎回のテストでクラスをコロコロと変えられ、それにより塾内でできる子とできない子との序列を作り、宿題を忘れると、残って漢字や単語を何ページも書かされる。これで進学校に入ったとしても、燃え尽きてしまうのも当たり前です。私は、そのような生徒さんを、中学・高校で見てきたので、「自由でストレスのない塾」を作ろうと思ったんです。
勉強に関して言えば、勝負は大学受験です。高校は通過点に過ぎません。大学受験ではいきたい大学に浪人してでもいけばいいと思っています。熊本高校を例に出しますと、入学段階では、全員が九州大学レベルです。それが、半分以下の生徒さんが、熊本大学にも合格できません。熊本大学に合格するためには、毎日3時間勉強すれば通ります。中学時代には、3時間は勉強していたはずです。
私が、「極端な話、高校はどこでもいい。」と言っているのは、高校受験で燃え尽きて欲しくないからです。高校受験で燃え尽きず、やる気さえあれば、全ての生徒さんに熊本大学以上の大学にいけるチャンスはあります。
私の偏見で、事情は異なるのかもしれませんが、知人と話して気になったことを書きました。