今回は数学の勉強方法です。まず、数学の基本は計算問題ということを、しっかりと頭に入れておいて下さい。計算問題を早く正確に解けるようにならないと、方程式の応用問題・関数・図形の問題が、分かっていても計算間違いや計算途中で時間切れとなってしまうからです。
では、数学の計算問題ができると言えるには、どこまでやればよいか。それは、「教科書の章末問題」・「数学の友」の計算問題を、早く・正確に全問正解できるかです。具体的に言えば、「教科書の章末問題」を時間を計って一気に解きます。何分で何問間違ったのかを、記録します。それを、始めの3分の1ぐらいの時間で、全問正解するまで続けて下さい。大体、7回程度やれば十分だと思います。
計算を解く際に注意して欲しいのは、「絶対に暗算をしない」「計算過程は面倒くさくてもきちんと書いて行く」ということです。暗算や計算過程を書かないというのは、中途半端に数学ができる生徒さんに多いです。簡単な計算ならば、暗算でもできます。ただ、長い計算になると、絶対にどこかで計算ミスをします。また、計算過程を書いていなければ、解答を見なおす時間がかかってしまいます。
計算を軽視(軽く見ると言うこと)する生徒さんは、多いと思います。しかし、「数学は計算に始まり、計算に終わる」と言っても過言ではない(言いすぎではないということ)」ということを絶対に忘れないでください。