自習室の入退室を毎日記録し始めてから、8週目に入った。
今週は9月6日(日)から9月12日(土)まで。
夏休みはすでに終わっている。
つまり今週は、「学校がある普通の1週間」で、生徒たちがどれだけ自習室に来るのかを見ることができる週だった。
今週の自習室滞在時間は、合計153時間44分。
先週は144時間39分だった。
今週はそこから、
9時間05分増加。
約6.3%の増加である。
夏休みではない。
学校に通い、授業を受け、そのあと塾に来ている。
それでも1週間で150時間を超えた。
ここはかなり興味深い数字になった。
9月6日(日)
高2 サ 9:59〜16:00 6時間01分
高3 イ 11:16〜16:00 4時間44分
高1 コ 9:50〜13:30 3時間40分
高2 シ 12:31〜16:00 3時間29分
高2 オ 12:31〜16:00 3時間29分
高2 ケ 12:31〜16:00 3時間29分
中2 C 9:59〜13:00 3時間01分
高1 ク 11:58〜13:55 1時間57分
中2 B 11:58〜13:55 1時間57分
1日合計 31時間47分
日曜日だけで30時間を超えた。
最長はサの6時間01分。
ただ、注目したいのは一人だけが長時間勉強しているわけではないことだ。
3時間以上の生徒が7人いる。
「日曜日に塾へ行って勉強する」という行動が、一部の生徒だけのものではなくなってきている。
9月7日(月)
高3 ウ 15:59〜20:00 4時間01分
高2 カ 17:14〜20:00 2時間46分
中2 C 17:14〜20:00 2時間46分
高2 オ 17:59〜20:00 2時間01分
高2 ケ 17:59〜20:00 2時間01分
中2 A 17:14〜19:00 1時間46分
高2 エ 18:22〜20:00 1時間38分
高2 キ 18:22〜20:00 1時間38分
高2 サ 19:40〜20:00 20分
1日合計 18時間57分
学校が始まると、当然ながら日曜日のような6時間学習は難しい。
しかし、放課後に2〜4時間程度を積み上げる形に変わっている。
夏休み型の長時間学習から、学校生活と両立する学習へ。
この切り替えができるかどうかが重要だと思っている。
9月8日(火)
高3 ウ 16:39〜20:00 3時間21分
中2 C 17:16〜20:00 2時間44分
高2 シ 17:35〜20:00 2時間25分
高2 ケ 17:35〜20:00 2時間25分
中2 A 17:08〜19:20 2時間12分
高1 ク 17:41〜19:41 2時間00分
中2 B 17:41〜19:41 2時間00分
中2 G 18:10〜20:00 1時間50分
高3 イ 18:28〜20:00 1時間32分
1日合計 20時間29分
平日で20時間を超えた。
9人が利用し、突出した一人が数字を作ったわけではない。
それぞれが1時間半から3時間程度を積み上げた結果である。
9月9日(水)
高3 ウ 17:00〜20:00 3時間00分
高1 コ 17:08〜20:00 2時間52分
中2 C 17:22〜20:00 2時間38分
高2 キ 17:23〜20:00 2時間37分
中2 A 17:08〜19:16 2時間08分
高2 エ 18:14〜20:00 1時間46分
高2 オ 18:26〜20:00 1時間34分
高3 イ 18:26〜20:00 1時間34分
高1 ク 17:44〜19:16 1時間32分
中2 B 17:44〜19:16 1時間32分
高2 サ 19:39〜20:00 21分
1日合計 21時間34分
この日は11人。
人数そのものが増えている。
自習室に誰かがいる。
そこへ別の生徒が来る。
さらにそのあと別の生徒が来る。
この連鎖が起こるようになると、「今日は勉強するかどうか」を毎日決断する必要がなくなってくる。
塾へ行くこと自体が日常になるからだ。
9月10日(木)
高3 ウ 16:50〜20:00 3時間10分
高3 イ 16:50〜20:00 3時間10分
高1 コ 17:10〜20:00 2時間50分
中2 C 17:35〜20:00 2時間25分
高2 カ 17:35〜20:00 2時間25分
中2 A 17:07〜19:11 2時間04分
中2 G 17:07〜19:11 2時間04分
高2 ケ 18:35〜20:00 1時間25分
高2 オ 18:35〜20:00 1時間25分
高2 キ 19:11〜20:00 49分
1日合計 21時間47分
水曜日21時間34分。
木曜日21時間47分。
学校がある平日に、2日連続で20時間を超えた。
夏休みが終われば自習時間は大きく落ちる。
最初はそうなる可能性も考えていた。
ところが、現時点の数字はそうなっていない。
9月11日(金)
高3 ウ 16:00〜20:00 4時間00分
高3 イ 16:00〜20:00 4時間00分
高1 コ 16:29〜20:00 3時間31分
中2 A 17:10〜20:00 2時間50分
中2 C 17:32〜20:00 2時間28分
高2 シ 17:48〜20:00 2時間12分
高1 ク 17:45〜19:40 1時間55分
中2 B 17:45〜19:40 1時間55分
高2 エ 18:31〜20:00 1時間29分
高2 サ 19:40〜20:00 20分
1日合計 24時間40分
今週の平日では最多となった。
ウとイがともに4時間。
コも3時間31分。
金曜日だから減るのではなく、むしろ増えている。
9月12日(土)
中2 C 12:04〜15:00 2時間56分
高2 ケ 14:19〜17:00 2時間41分
高2 カ 14:53〜17:00 2時間07分
高2 キ 14:53〜17:00 2時間07分
高2 オ 14:53〜17:00 2時間07分
中2 A 13:13〜15:05 1時間52分
高3 イ 16:20〜17:00 40分
1日合計 14時間30分
これで1週間が終了した。
今週の自習室ランキング
入退室記録から、9月6日(日)〜12日(土)の1週間を生徒別に合算した。
第1位 C(中2) 18時間58分
第2位 ウ(高3) 17時間32分
第3位 イ(高3) 15時間40分
第4位 コ(高1) 12時間53分
第5位 A(中2) 12時間52分
第6位 ケ(高2) 12時間01分
第7位 オ(高2) 10時間36分
第8位 シ(高2) 8時間06分
第9位 ク(高1) 7時間24分
第9位 B(中2) 7時間24分
第11位 カ(高2) 7時間18分
第12位 キ(高2) 7時間11分
第13位 サ(高2) 7時間02分
第14位 エ(高2) 4時間53分
第15位 G(中2) 3時間54分
今週1位は、中2のC
今週もっとも長く自習室にいたのは、高校3年生ではない。
中学2年生のCだった。
合計18時間58分。
しかもCは、
日曜日 3時間01分
月曜日 2時間46分
火曜日 2時間44分
水曜日 2時間38分
木曜日 2時間25分
金曜日 2時間28分
土曜日 2時間56分
7日間すべて来ている。
先週もCは7日間すべて自習室に来て、20時間26分だった。
つまり、2週間連続で毎日来ている。
時間だけを見ると、先週より1時間28分減っている。
しかし、学校が再開した中で毎日通い続けて18時間58分。
こちらの方が、学習習慣という意味では重要かもしれない。
「長時間勉強できた日がある」という段階から、
「毎日来るのが普通」
という段階に変わりつつある。
高3も強い
2位はウの17時間32分。
3位はイの15時間40分。
受験学年の高3が上位に入るのは当然とも言える。
ただ、興味深いのは、その2人の上に中2がいることだ。
また4位のコは高1で12時間53分。
5位のAは中2で12時間52分。
わずか1分差。
上位5人を見ると、
中2
高3
高3
高1
中2
となる。
学年が上だから自習室を長く使う、という単純な構図ではない。
先週144時間39分 → 今週153時間44分
学校が再開した最初の週だった先週は、
144時間39分。
今週は、
153時間44分。
9時間05分増えた。
増加率は約6.3%。
さらに重要なのは、夏休み中の8月23日〜29日の160時間32分にも近づいていることである。
夏休み中 160時間32分
学校再開1週目 144時間39分
学校再開2週目 153時間44分
学校が始まっても、自習室利用が崩れていない。
むしろ今週は再び150時間を超えた。
これは今後も追っていきたい数字である。
「長時間」から「日常」へ
この記録で見たいのは、単純な勉強時間ランキングだけではない。
夏休みなら、朝から夕方まで6時間勉強することもできる。
学校が始まれば、それは難しい。
その代わり、
学校が終わる。
塾へ来る。
2〜3時間勉強する。
帰る。
この行動を繰り返す。
今週の数字には、その形がかなりはっきり表れている。
自習室を作った目的も、単に「勉強する場所を提供すること」ではなかった。
勉強している生徒の横で、別の生徒が勉強する。
毎日来る生徒を見て、自分も来る。
そういう「空気」が、本当に学習行動を変えるのか。
その検証を続けている。
もちろん、ここで記録しているのは自習室の滞在時間である。
休憩なども含まれるため、純粋な勉強時間と完全に同じではない。
また、時間が増えたという事実だけで、自習室の「空気」が原因だと断定することもできない。
だからこそ、まだ結論は出さない。
ただし、数字は残る。
第8週。
153時間44分。
そして、中2のCは2週間連続で7日間すべて自習室に来た。
この変化が一時的なものなのか。
それとも習慣として定着していくのか。
来週も同じように記録していく。
印象ではなく、数字で追う。
これが、この教育実験の目的である。

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