マリスト中学の専願入試に挑む皆さん、そして保護者の皆さん、こんにちは!!
熊本若葉スクール塾長の黒木です。
試験まで残り2週間を切り、今は不安と期待が入り混じる時期でしょう。しかし、安心してください。君たちが積み重ねてきた努力は、間違いなく合格ラインを越えています。この11日間は、新しい知識を入れる時期ではありません。持っている力を100%発揮するための最終調整に徹しましょう。
最終調整で【絶対にやるべき3つのこと】
この期間に集中すべきは、以下の3点です。
- 過去問の「全問解答を目指す」
・皆さんは、何度も過去問を解いているでしょう。何回やっても解けない問題があると思います。それらをピックアップし、100%正解できるまでやりましょう。ただ、実際にマリスト中学の算数の問題は難しいです。専願入試の合格得点率が30%もうなずけます。そう考えると、少なくとも50%は取れれば、十分です。分からない問題は捨て問にして、50%とるために、その分の全問解答を目指してください。
・新しい問題集には手を出さないほうが良いです。しかし、過去問をやって理解できない問題があれば、今から「自由自在」などでパターンを覚えた方が良いです。とくに、過去問が3年分しかない方は、もう少し問題演習が必要かもしれません。
- 弱点対策は「基本に立ち返る」
苦手な単元でも発展問題は避けてください。基本問題集やテキストのその単元の基本問題だけをさっと復習し、確実に点数が取れる部分を増やします。単なる計算ミスで大事な1問を落とさないように、計算を正確に行いましょう。
- 試験時間に脳を合わせる
マリストの実際の試験開始時間に合わせて、朝の時間帯に主要科目の問題を解きましょう。脳を本番の集中モードにならしておくことが、当日のパフォーマンスを最大化します。今まで、夜型で勉強していた方は、慌てずにゆっくりと早起きに慣れましょう。
専願のプレッシャーを自信に変えるために
専願入試は、早期に合格を勝ち取るための最初のチャンスです。しかし、万が一、思い通りの結果が出なかったとしても、決して焦る必要はありません。皆さんの最終目標は、マリスト中学に入学すること、ひいては、1月11日にある「奨学入試」での合格です。
専願での経験は、1月奨学入試に向けた、最高の予行練習になります。この2週間は「絶対に合格する」という強い気持ちで臨みつつ、「1月に向けての最高の準備期間だ」と前向きに捉えてください。
もし、専願の結果に関わらず、次の勝利を目指すなら、11月22日以降、すぐに相談に来てください。次の勝負は、もう始まっています。

