【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(11月4日~11月9日)の予定表です。
いよいよ「熊本県共通テスト」が始まりました。
全く対策をしていないので、どのような点数になるかは分かりません。
現在、中学3年生は、マリスト学園高校の過去問などをやっています。
過去問のレベルからすると、共通テストは軽くクリアしてほしいものです。
また、11月9日は、所用のため「お休み」とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけして、すみません。
(2)〈1〉今回のテーマは、「一般入試と推薦入試」です。
私は常日頃から、「志望校を早く決めろ!!」「推薦入試は考えないの!?」など、高校生には口うるさくいっています。
「志望大学を決めろ!!」は、中学生にも言っております。
生徒の中には、「なぜそんなに早く志望校を決めないといけないのですか!?」という抵抗勢力もいます。
私も本当は、ゆっくりと進路を考えて欲しいですよ。
しかし、昨今の大学入試制度改革によって、早く決めなければならない事情というものがあるのです。
〈2〉まず、みなさん、全国の私立大学の5割以上が推薦入試で年内に合格している事実をご存じでしょうか!?
少子化で、定員割れを防ぐために、各私立大学は早期に学生を確保することに躍起です。
この傾向は、今後も続いていきます。
現に早稲田大学では、将来的には100%推薦入学を掲げています。
そうなると推薦入試を考えているご家庭は、早期にどのような推薦入試でいくのか、一般入試との兼ね合いはどうするのかなど、高校1年生のうちから考えていないと出遅れてしまいます。
〈3〉では、どのような推薦入試方式があるかご存じでしょうか!?
推薦入試は、3パターンあります。
まずは、「学校推薦型選抜」と「総合型選抜」に分かれます。
「学校推薦型選抜」には、「指定校推薦」と「公募型推薦」があります。
「指定校推薦」は、みなさんもご存じでしょう。
各高校に大学側から推薦枠を与えて、学内選抜で選ばれると100%合格する形式です。
進学校ほどこの推薦枠は多く与えられています。
そのため、1年生のうちから学校の定期テストで、良い成績を取っておかなければなりません。
「公募型推薦」は、大学から枠が与えられてなくても、学校長の推薦があり、一定の出願条件を満たしていれば、「公募型推薦」制度がある大学であれば、どの大学でも出願できる形式です。
ただ、「指定校推薦」同様、学校での高い成績、文化活動や資格取得などを条件にする大学もあるので、倍率が高くなる場合があります。
最後に、「総合型選抜」です。
これは、以前のAO入試と考えて下さい。
高校の推薦がなくても、受験可能です。
成績よりも、いままでの活動・何のためにこの大学を選んだのかが重要になります。
そのため、1年生の時から、活動を行い、経験値を貯めておく必要があります。
また、出願時期も6月ごろと早いため、早期に対策をした方が有利となります。
さらに、倍率が低くなることも多いです。
〈4〉さて、国立大学でもこのような動きが始まっています。
東北大学は、数年後100%推薦入試を導入することを決めています。
また、殆どの大学で、20~30%は推薦入試で合格者が決まります。
熊本第二高校や熊本第一高校が、近年急激に熊本大学の入学者が増えているのも、この制度に起因しています。
私立大学と異なるのは、指定校推薦がないこと、公募型推薦・総合型選抜でも、大学入学共通テストで一定の点数を取ることを要件とすることもあります。
どうですか。
1年生から決めておかないと、チャンスを逃すことにもなりかねません。
そのため、早期に方向性を決めて欲しいのです。
〈5〉これを中学生から考えるとすれば、先取学習が最適です。
推薦入試を考えると、どうしても学校の勉強に引きずられてしまいます。
すなわち、一般入試の勉強ができないことになります。
しかし、中学の段階で高校の勉強を一通り終わっていれば、学校の定期テストも取れて、一般入試でも戦えるという「無双状態」になれるのです。
とくに中学1年生の皆さん、6年間かけて大学受験をしてみませんか!?
【2】1週間の塾の動き
(1)先週は、体験授業が1件ありました。
また、今週の末に、面談が1件入っております。
ワカスクは、本気で勉強される生徒さんを募集しております。
そのため、生徒さんには本気で勉強する気があるかどうかを、結構きつくきいております。
それを乗り越えて、勉強したいという生徒さんだけに来てほしいからです。
成績の良し悪しで決めることはありません。
必要なのは、生徒さん、ひいては保護者様の覚悟です。
現在、小学生6名、中学生28名、高校生28名、合計62名が在籍しています。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(2)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校4名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校8名・マリスト学園高校3名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校2名・国府高校1名・熊本工業高校2名・御船高校1名の会員さんがおられます(男子15名・女子13名)。
〈1〉高校3年生は、9名おります。
ただ、実際に私の計画で行っている生徒さんは3名です。
熊本県立大学総合管理学部を目指している生徒さんは、11月からは、共通テストを解きまくります。
そのためには、もう少し塾で自習をする時間が必要です。
本人判断では、直前期に良からぬ勉強をしがちです。
現に、勝手に英語だけを伸ばそうと考えて、「歴史総合・日本史探求」「古文・漢文」の勉強を疎かにしています。
私との話し合いで、バランスの取れた計画を組まなければ、合格から離れていくことになります。
熊本保健科学大学を目指している生徒さんは、一応推薦に選ばれて、来月には、試験があると思います。
合格するのは間違いないので、安心しています。
今は推薦入試の面接・小論文対策を学校でやっています。
そのため、「8カ月英語完成コース」はお休みされております。
明治大学を志望校としている生徒さんの状況は、「明治大学☆彡物語」の方で詳しく書いております。
その中で、勉強方法なども詳しく書いています。
お時間があるときに、覗いてみてください!!
〈2〉高校2年生の生徒さんは、5名です。
定期的に来られる生徒さんは、2名です。
しかも、どちらも非進学校です。
2名とも規則的に授業を受けています。
1名の生徒さんは、定期試験の点数が分かりました。
おおむね7割程度は取れている感じです。
もう1名の生徒さんは、まだ志望校で悩んでおります。
どうせならば、志望校は高いレベルにしておいた方が良いです。
第1志望がすぐに手が届くような大学でしたら、そこまでの努力しかしません。
それでは、合格確実レベルまでにはいきません。
そろそろ、ワカスクに自習に来るように言いました。
〈3〉高校1年生は、14名です。
熊本高校・済々黌高校・熊本第二高校・東稜高校・国府高校・尚絅高校・マリスト学園高校・御船高校・文徳高校の会員さんがいます。
定期的に来られている生徒さんは、6名です。
「8カ月英語完成コース」には、熊本高校、済々黌高校、国府高校の生徒さん3名が入っております。
また、東京理科大学・同志社大学を目指している生徒さんは、「1対1対応の演習 数学Ⅰ」の「図形の計量」に入りました。
問題が、大学入試問題を集めたものなので、なかなか簡単には進みません。
また、私が解法を教えたとしても、自分で納得できないと初見問題では自力で解くことができなくなります。
そのため、時間はかかっても、自力で解けなかった問題の解説を、納得するまで読み込んでいます。
私は、少しヒントを出すぐらいです。
また、どの問題をやり、どの問題をやらなくていいか判断するぐらいです。
物理に関しても、数学と同じような形で勉強しています。
基本は、「宇宙一分かりやすい物理」で知識や解き方を頭に入れて、自力で「リードlightノート」「良問の風」を「全く分からん」と言いながら解いています。
英語に関しては、「8カ月英語完成コース」第3期生に入り、分からない所を質問するスタイルにしました。
もう1名の高校1年生とともに、2名でスタートです。
2名とも個性が強いので、ふんわりとした雰囲気でやっております。
週に1回ですので、ふんわりと勉強したい方をお待ちしております。
この「8カ月英語完成コース」の3期生に入られた生徒さんは、春先はワカスクに来ていました。
しかし、家が遠いこともあり、近くの塾へ通われていました。
しかし、定期テストで、数学・英語の成績が芳しくなかったので、余裕のある土曜日に、高校数学・高校英語を4コマ連続で受けています。
数学は教科書を使い、英語は「ターゲット英単語1200」を始めました。
ワカスク独自の暗記法でやっていると、すでに800語覚えたようで、「ターゲット英単語1900」に移りました。
きちんと定期的に来てくれると、絶対に成績は上がります。
九州大学を目指している生徒さんも、部活で指を骨折しながらも、「8カ月英語完成コース」には参加されております。
それほど、「魅力なコース」ということでしょう(本当か!?)。
他の生徒さんも、志望校・文系理系は決まりました。
しかし、なかなかワカスクに完全コミットしていません。
どうしても、学校主導の勉強となり、そちらを優先してしまいます。
このような状態だと、ワカスクでの勉強の復習ができないので、せっかくやったことが、「0の状態」になってしまいます。
特に「8カ月英語完成コース」では、かなり高度なことをしているので、少なくとも復習に2時間はかけないと付いていけません。
結局、どっちつかずで、何も習得できなかった生徒さんをたくさん見てきました。
少なくとも、学校よりは生徒さんの合格を本気で考えている自負はあります。
(2)〈1〉中学生は、東町中5名、桜木中5名、東野中3名、湖東中3名、京稜中2名、錦が丘中2名、帯山中1名、御船中1名、木山中1名、出水南中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名、九州学院中2名の生徒さんがおられます(男子17名・女子11名)。
〈2〉中学3年生は、11名です。
定期的に通われている生徒さんは、7名です。
7名全員が、志望校を決めています。
ほとんどの生徒さんが、中学3年生の数学・英語は終えています。
熊本高校を目指す生徒さんは、毎日夕方5時に来て、夜10時まで残って勉強しています。
先週末に「第5回公立高校過去問テスト」を行いました。結果は146点。
熊本高校に3点差で落ちたレジェンド塾生は、2月に177点、熊本第二高校に合格し、その後ワカスク初の熊本大学生となったレジェンド塾生も、2月に152点。
さて、10月末に146点を取った生徒は、2月には何点になっているのでしょうか。
楽しみでもあり、少し不安でもあります。
その他の生徒さんも、マリスト学園高校・国府高校の過去問を解いています。
どの科目を解かせるか、1日何科目解かせるかは、前回書いたように、その生徒さんの現状に応じで一人一人違います。
ただ、こちらが考えて提示した計画をこなしたとしても、インプットに時間を割かなければ、点数は上がりません。
どうしても、勉強時間を伸ばすしかないのです。
折しも、昨日・今日と熊本県共通テストが行われています。
熊本高校を目指している生徒さんは、今日も1番にワカスクへきて、10時まで勉強して帰りました。
感触を聞いたところ、「国語は難しかった。理科・英語では40点は超えていると思う」と。
公立高校の過去問からすると、超えてもらわなくては困ります。
さて、感触と実際の点数がピタリと合うのか。
感触と点数が合う生徒さんは、自分の実力を客観視で来ているということです。
これからの過去問演習では、かなり重要なことです。
今日は他の生徒さんも来られるので、大体の合格ラインの予想がつくかもしれません。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、8名です。
常時来られている生徒さんは、6名です。
2名は、熊本第二高校を目指して、勉強しています。
そろそろ単語帳を始めようということで、自前の単語帳を持ってきてもらいました。
「中学ターゲット英単語1800」だったので、とりあえず、毎日50語ずつは覚えるように言いました。
もう1名は、熊本工業を目指していますが、先取学習を本気で行っています。
数学は「縦割り型勉強法」で、2年生の平面図形が終わります。
英語は、順調に進んでいるため、「ターゲット英単語1200」を覚えています。
毎日50語ずつやって、200単語まで覚えたようです。
6日間で200語なので、まずまずです。
ワカスク式の暗記法でやっているので、200単語は完璧です。
2学期から入られた生徒2名は、1名は週6コマで数学・英語の先取をしています。
熊本学園大学付属高校という、現状では夢のまた夢の志望校です。
しかし、この生徒さんの素晴らしいところは、自分が決めた時間にはキッチリ遅れずに来ることです。
他塾の生徒さんは、「そんなの当たり前では!!」と思うかもしれませんが、自由度の高いワカスクでは、稀有な存在なのです。
また、部活帰りだというのに、しっかりと勉強をしています。
このまま続けると、2年生の間に3年生までは終わるでしょう。
もう1名は、週4コマ来られています。
この生徒さんは、難関大学を目指すために、確実に合格できる東稜高校を志望しております。
すなわち、ワカスクの「正規ルート」に乗ったわけです。
そのため、中学生の間に、数学・英語は、少なくとも高校1年生までは終わっておきたいです。
中高一貫に通われている生徒さんは、週2コマ来ています。
前回は20番上がって10番台に入ったのですが、今回はまた元の番数に戻っていました。
数学の点数が下がったようです。
見ている限り、下がる様子はなかったので、定期テスト前に何をしたのか聞いたところ、「今は通っていない、大手塾のテキストをやっていました」と。
その塾のテキストは、問題量が多すぎて、定期テストで使えるものではありません。
特に数学は、何度も同じ問題を、同じ思考で解けるかが大事です。
つまり、何回もやれる量でないと、定期テストでは点数が取れません。
とりあえず、その問題集が家にあるとやりたくなるのが人の心情なので、「捨ててしまうか、それができなければ私に預けて!!」と言いました。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、7名です。
定期的に来られる生徒さんは、4名です。
勉強が得意な2名は、先取学習をしています。
前回20番内だった生徒さんは、週4コマ来ています。
数学の「縦割り型勉強法」で、現在中学2年生の計算まで終わり、今は中学1年生の「比例・反比例」をしています。
英語は「最高水準問題集中学1年生」を現在やっています。
この生徒さんも、ワカスクの「正規ルート」にのって、大学を目指して勉強しています。
定期的に「行きたい高校はないの!?」と聞いていますが、今のところはないようです。
中学1年生なので、6年間かけて、大学入試対策ができます。
これはかなりのアドバンテージになります。
60番から40番台に上がった生徒さんは、先週からコマ数を2コマから4コマに増やしました。
英語の文法をやっていますが、なかなか理解できませんでした。
おかしいと思い、簡単な単語を聞くと、ほとんどわかっていません。
これでは、学習が進まないので、とりあえず、「中学ターゲット英単語1800」を覚えてもらうことにしました。
勉強が苦手な2名は、小学生の計算ドリルをやっています。
小学1年生から学び直しを始めているので、きちんと定着はしています。
とにかく、慌てないことですね。
- 小学生は、5名です。
6年生2名・5年生1名・4年生2名・2年生1名の生徒がいます。
小学生の生徒さんは、3名は常時授業を受けています。
6年生の生徒さんは、算数をやっています。
目標は、獣医さんです。
学校よりも少し先に進んでいます。
もう1名の6年生の生徒さんは、計算が苦手なので、小学2年生から始めました。
5年生の生徒さんは、4年生の計算をしています。