【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(7月22日~7月27日)の予定表です。
今週の金曜日からは、いよいよ夏期講習会が始まります。
「夏期講習のお知らせ」をご覧ください。
1コマ、定員10名です。
特に「高校英語 ポラリス英文法1 初学者コース」は、10名定員で、同じメンバーのまま、来春の3月末まで行います。
8カ月で、英文法、英文解釈、長文読解を行い、大学入学共通テスト・marchレベルの問題を解けるようになります。
現在、確定している人数は3名、予定者が1名となっており、残り6名空きがあります。
先着順ですので、ご希望の方はお急ぎください。
(2)高校英語・長文読解「the rules 3」「ポラリス英文法1」以外は、すべてフリー時間です。
フリーとは、小学生・中学生・高校生が同時に授業を受けることです。
数学・英語がメインになりますが、どの科目も対応します。
フリー時間の授業方法は、集団個別指導なので、各個人に向けて15分ほどの授業をいたします。
その後はすぐに演習をしてもらい、分からないところを逐一確認していきます。
各塾生の進捗状況に関しては、【3】をご覧ください。
詳細を知りたい方は、下記番号にお電話ください。
TEL090-6427-1892
塾長 黒木
(3)<1>「できない子をできる子に」を目標として、3年間または6年間、小学生からだと12年間をかけて、大学合格までに導ければと思っております。
<2>今回は、「ついに熊本には進学校がなくなった!!」「原因は生徒にもある!!」の話です。
まず、唯一の進学校であった熊本高校は、年々進学実績が落ちているように感じます。
東京大学などの難関大学合格者数は、減少しています。
ただ、これは経済事情等もあるので、熊本大学医学部医学科を中心に話します。
今年の合格者は、現役8名、既卒17名の計25名です。
3年前が、現役16名、既卒者19名の計35名です。
現役の人数で考えると、合格者が半分にまで落ち込んでいます。
ちなみに、医学部医学科の定員は110人で、決して少なくはありません。
色々と原因は考えられますが、一番の原因は「管理型の学校」に成り下がってしまったことでしょうか。
特に顕著なのが、数学の先取学習です。
3年前に1年生の生徒さんがいましたが、1年間で数学ⅡBまで進むことに驚きました。
しかし、そのスピードは年々増しており、ついていけない生徒が続出していると思います。
また、学校の課題・課外授業など、私が在校生だった頃には考えられないことを行っています。
模擬試験の国語の復習を提出するために、3時間以上答えを写し続けている生徒さんもいます。
そのような課題をやっても、何の効果もありません。
10年前までは、「自由が欲しければ、熊本高校へ行け!!」と言っていましたが、もう同校には自由なんかありません。
現在、熊本高校を目指している中学3年生には、「熊本高校に行っても楽しくないかもしれんぞ!!」と言っています。
<3>次に、「合格実績が悪いのは、生徒の方にも原因がある」話です。
私の時も、課外授業はあっていたような感じがします。
しかし、「感じがします」くらいの感覚なので、期間も短かっただろうし、私は一度も参加していません。
完全に任意の課外でした。
現在、ワカスクには、3年生と2年生に在学生がいますが、「課外は強制なので、みんな参加しています。」と言っています。
まさか、熊本高校生から「強制」という言葉が出ようとは・・・・
私の時代でしたら、暴動が起こってもおかしくない状況です。
学校側が強制の雰囲気を出しているのかもしれませんが、行きたくないのに行っている生徒もいます。
自分の志望校にマッチしている課外ならば効果があるかもしれませんが、そうでなければ自分で勉強していかないと合格からは遠ざかってしまいます。
これに抗えない、現在の高校生。
いや、そもそも疑問にも感じていないかもしれません。
彼ら彼女らは、小中学生では早〇〇スクール、高校生では東〇ハイスクールに飼いならされているので、自分で思考ができないのではないでしょうか?
ワカスクにも、医学部を目指している生徒さんが4名います。
しかし、目指している割には、自分を合格できる環境に置いていない。
私は、4名すべての生徒さんに、「この状態のままでは、絶対合格できない!!」と言っています。
自分の勉強時間が1時間も取れないのに、合格などできるはずもありません。
浪人前提ならば、可能性はありますが。
熊本高校でさえ、現役で8名しか合格していないという事実を、真正面から受け取ってほしいですね。
この点を踏まえて、【3】をご覧ください。
(4)各コマ定員10名です。
2人以上でご入会されると、2000円分の授業券がついてきます。
是非、お早めにご入会下さい!!
【2】1週間の塾の動き
(1)先週金曜日・土曜日、4名の生徒さんと面談・体験授業を行いました。
高校3年生1名、中学3年生1名、1年生1名が入会されました。
現在、小学生2名、中学生21名、高校生24名が在籍しています。
当塾にご興味が少しでもある方は、早急にお問い合わせください!!
(2)面談・体験授業をしても、すぐに決めかねているご家庭もあります。
確かに、塾を決めることは大きなことではありますが、その敷居を下げるために、入会金3,000円としており、いつでも自由に辞められるようにしています。
迷っている暇があるのならば、とりあえず入会してみて、英単語を1900語覚えて、辞めるかどうか考えて見られてはどうでしょうか?
時間は有限ですので、一刻も無駄にして欲しくないからです。
(3)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校3名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校8名・マリスト学園高校2名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校1名・国府高校1名・熊本工業高校2名の生徒さんがおられます(男子14名・女子10名)。
〈1〉高校3年生は、8名おります。
明治大学を目指している生徒さんは、英語は「the rules 2」をやっています。
夏休みの前半までには、「the rules 3」を終えたいです。
「the rules 3」は、march・地方国立大学レベルです。
その後、過去問に入ります。
日本史探求は、近世以降をやっています。
山川の教科書に加え、山川の「書き込み教科書」「1問1答」を使います。
慌てて覚えないように、夏休みは英語4時間・日本史探求5時間の配分で、塾で勉強してもらいます。
日本史探求においても、英単語と同じような形で勉強してもらいます。
これで、1つ1つを確実に覚えていけるのではないでしょうか。
熊本大学を目指されている生徒さんは、英語「the rules 2」の授業を受けて、古文の文法・単語を短期集中してやっています。
文法は「ステップアップノート」を使い、単語は学校で使っているよく分からないやつをやっています。
単語に関しては、手持ちのものがあればどれでも良いです。
文法は3回目に入り、単語も少しずつは覚えています。
どちらも8割程度覚えたら、大学入学共通テストの問題を解いていきます。
そろそろ、社会2教科にも手を付けなければなりません。
新しく入会された生徒さん2名は、東京工業大学・熊本県立大学を目指しています。
東京工業大学を目指している生徒さんは、大学入学共通テスト模試で、数学8割、物理7割以上とっていますが、国語・英語が全くできていません。
東京工業大学は、大学入学共通テストを肢切りにしか使わないので、7割以上とれればクリアできます。
それ以上取っても、二次試験に反映されないので、無駄なのです。
ただ、英語に関しては二次試験科目に入っているので、本当の力を付けなければなりません。
少なくとも大学入学共通テストで8割は取れる力を付けて欲しいです。
そのため、「ターゲット英単語1900」を覚えることから始めました。
400語程度しか覚えていなかったので、毎日100語ずつ覚えています。
2週間で、1500語を8割ほど覚えてもらいます。
その後は、英文法・英文解釈・長文読解の流れで、時間をかけてやっていきます。
解けるのは5か月後になるでしょうか。
かなりギリギリのラインですね。
熊本県立大学を目指されている生徒さんは、面談の時に9教科入試で共通テストを受ける予定でしたが、絶対に間に合わないので、4教科入試に変えました。
なんでも、学校の先生から、「9教科入試の方が、選択肢が広がるから。」と言われたそうですが、そもそも共通テストで点数が取れなければ、出願もできないのです。
完全に、選択肢を狭めています。
また、その高校では、あろうことか社会は、「政治・経済」で受験することが必須とされています。
これには、驚かされましたね。
世界史・地理の平均点が70点弱、政治・経済の平均点が50点を切っている今年までの傾向を考えると、絶対に政治・経済を取ってはダメなのです。
本当にこの高校は、生徒を落としにかかっているとしか考えられません。
このようなことをしているから、熊本工業高校に届かなければ、東〇高校に願書を変更するように進路指導されるのですよ。
もう、自称進学校でもなくなりましたね。
話しを戻して、この生徒さんは、国語・社会・英語、三拍子そろってできないです。
毎日7時間は勉強しないと、合格は難しいです。
しかし、自称進学校でもない高校の夕課外・夏課外に強制参加させられています。
前述した熊本大学を目指している生徒も含めて、5名がこの高校に通っています。
全員、課外に参加しています。
2名は指定校推薦で進学する予定なのでいいのですが、鹿児島大学を目指している生徒さんが心配です。
進研模試記述式では、B・C判定が出ており、あとは共通テストを毎日7時間勉強して200点伸ばせば余裕で合格できるのです。
前年度の生徒さんは、8月から共通テスト対策を始めて、200点以上上がりました。
そのためには、やはり課外授業が邪魔なのです。
自習には来ているので、少しずつ説得していきたいです。
熊本工業高校の生徒さんは、サッカー部で高校総体まで部活一筋でした。
崇城大学の工学部で、「ミライク」を目指します。
これは、入試で一定の点数を取れば、全て無料になるという制度です。
まずは、10月に1回目の試験があります。
学科試験は数学1だけなので、100点を取れば可能性が出てきます。
過去問を見た感じでは、教科書レベルを完全にマスターしておけば満点は取れるレベルです。
是非、頑張って欲しいです。
〈2〉高校2年生の生徒さんは、5名です。
福岡大学を狙っている生徒さんは、「ポラリス英文法2」に入りました。
独学で勉強しているので、進み方は早いです。
夏期講習会で、「the rules」までは終わりたいですね。
この生徒さんは、2年時に英語、3年時に日本史探求・国語をやります。
じっくりと力を付けていく方針です。
文教大学を目指している工業高校の生徒さんは、夏期講習会の「英文法(初学者コース)」に入るべく、一気に中学3年生の終わりまで来ました。
「ターゲット英単語1200」もやっているということなので、入ってもらうことになります。
あとの3名は、自習・お休みでした。
〈3〉高校1年生は、10名です。
東京理科大学を目指している生徒さんは、ほぼノー勉で定期テストを乗り切りました(赤点が1教科あったかもしれませんが)。
数学Ⅱは、「指数対数関数」を終えて、次から「微分」に入ります。
「積分」を終えた段階で、数学Bに入り、「数列」をやります。
「統計的な推測」は飛ばして、数学Cの「ベクトル」に入ります。
データ関連の問題は、本当の意味での数学ではないのですよね。
複合問題として出にくいので、せっかく1度覚えても、すぐに忘れてしまうことになります。
そのため、試験前にしか勉強しません。
1年時に「1対1対応の演習」の数学Ⅲまで終わります。
2年時には、物理を終わらせます。
3年時になって、やっと英語ですかね。
元来勉強嫌いなので、このぐらいゆっくりさせないと3年間もちません。
2回連続定期テストで良い点を取られた非進学校の生徒さんは、二次関数の判別式に入りました。
コンスタントに授業を受けているので、徐々に理解が深まっているようです。
他の生徒さんは、部活に学校に、はたまた他の予備校で忙しいようです。
私の指示通りに勉強されている生徒さんは、皆無ですね。
さて、この大事な1年生という時間を、いろんなことに振り回されて、何もできなかったということがないようにして欲しいです。
(2)〈1〉中学生は、桜木中4名、東町中4名、東野中3名、湖東中2名、京稜中2名、錦が丘中1名、帯山中1名、御船中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名、九州学院中1名の生徒さんがおられます(男子11名・女子10名)
〈2〉中学3年生は、8名です。
熊本高校が志望校の生徒さんは、各学校が実施するプレ熊本県共通テストを受けました。
何年の問題かは分かりませんが、
結果は、169点(自己採点)の15番でした。
今の状態では、熊本第二高校レベルです。
ただ、第1回熊本共通テストが、9月初めに行われていたことを考えると、あと1カ月半で190点ぐらいにはなるのかなという感じです。
それでも、熊本高校は危ないですが・・・
難関私立文系大学を目指すことに決められた生徒さんは、先週の月曜日から火曜日まで定期テストがあり、その後にプレ共通テストがありました。
定期テストは、何もしてない割にはまずまずの点数ではないでしょうか。
ただ、漢文が取れていなかったので、今後は古典・漢文を勉強していきます。
プレ共通テストは、145点程度(これまた自己採点ですが)、9月までの伸び率を考えると、170点弱は狙えます。
熊本第二高校レベルです。
嬉しかったことは、自己採点とはいえ、英語で46点を取れたことです。
マリスト学園高校入試で、100点を取ることも見えてきました。
ただ、数学があまりにも基礎が抜けているため、急遽小学5・6年生の算数の「計算」「文章問題」「図形と単位」「データの活用」合計7冊をやってもらうことにしました。
先取学習をしていると、このように弱点を克服する時間も作れます。
1週間内には、終わってほしいです。
3年間の数学を5カ月程度で終わりそうな生徒さんは、受験校が決まってきました。
もし、専願入試で受験すると3科目入試になります。
特待制度が専願生にも適用されるかは、まだ分かりませんが、狙えるならば、A奨学を狙っていきます。
熊本高校または熊本第二高校合格を目標にしている生徒さんは、プレ共通テスト(こちらは自己採点ではありません)で、140点でした。
熊本第二高校レベルです。
英語が不得意なので、「完全攻略シリーズ」の2年生英語から復習しています。
長時間来ているので、2年生英語は1週間で終わり、3年生英語に移りました。
とにかく、英語で50点を狙える実力を付けます。
この夏休みが勝負ですね。
新しく入会された生徒さんは、熊本工業高校を目指します。
毎日1コマずつ来ています。
英語はやっても間に合わないので、得意な数学・理科で30点、社会を頑張って30点、国語は20点、英語は10点の合計120点を目指します。
一昨年同じ学科を受験されたご兄弟が、88点で合格しているので、120点取れれば、倍率が高くても合格できるでしょう。
他の生徒さんは、自習かお休みです。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、6名です。
「縦割り式勉強法」で、一気に数学・英語でぶち抜くことに決めた生徒さんは、「平方根」がもう少しで終わります。
「二次方程式」が終わると、今度は「関数」を1年生から3年生まで一気に終わります。
新しく入会された生徒さん2名は、ともに熊本第二高校目標です。
英語が苦手なので、1年生の復習から始めました。
苦手と言いながら、意外に理解しており、すぐに終わりそうです。
週2日で1コマずつ取られています。
塾が初めてなので、慣れるまでは様子を見ます。
真面目な生徒さんなので、きちんと時間通りに来られます。
勉強習慣をつけることが、まずは第一です。
当面の目標は、2名ともに学年10番以内に入ることです。
もう1名の新しく入会された生徒さんは、数学・英語が壊滅的なので、小学2年生の計算から始めました。
自宅学習で2回目がおわったので、3年生に移りました。
初めのころよりも、計算スピードが2倍ほどになっていて、2時間集中して計算をやりました。
3年生は1回にとどめて、すぐに4年生に入ります。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、6名です。
小学1年生の計算から復習している生徒さんは、2回目が終わり、小学3年生の計算に入りました。
2年生の計算を飛ばしたのは、1年生の計算内容が筆算になっただけだからです。
2時間休みなく、ばんばん計算をしています。
(4)小学2年生は、東京大学を目指しています。
4年生の計算に入り、割り算の筆算がでてきて、少し難しくなってきました。
2年生の図形・文章題を終えたので、3年生の図形に入りました。
実際、生徒さんのレベルからして考えて、やる意味はあるのかどうか悩むところですが、やはり基本は大事ということで、やってもらうことになりました。
※最後に、自習だけ、または、お休みを続けている生徒さんへ。
お休みを続けている生徒さんで、辞められた方は仕方ありません。
しかし、自習だけ、または、これから通塾される方は、とにかく授業を受けてください。
とくに高校生は、3年生よりも、1・2年生の方が5倍ぐらい大事です。
そろそろ、将来の職業・進学する大学を決めないと、もう間に合わなくなります。
よろしくお願いいたします。