9月7日・9月8日と、塾の営業もかねて、
学校を回ってきました。
1日目は、某学校とのアポイントが
取れていたので、
その時間まで周辺の学校を突撃訪問。
熊本学園大学付属中学高校、
九州学院中学高校、開新高校と
回りました。
私の本当の目的は、
「熊本高校一強時代」終止符を
打つためです。
いろいろと理由はあるのですが、
一番は高校で燃え尽きる生徒が
熊本は多すぎます。その先を考えていません。
その結果、
今年度の7月の進研記述模試1年生では、
熊本県は全国の平均点より
10点近く低いのです。
これは由々しき問題です。
全国と戦う大学受験で、
勝てるはずがありません。
それを上げるのは、私一人の力では
無理なので、私立高校の力を
借りようと考えました。
つまり、私立高校で熊本高校に
匹敵する高校ができれば、
それに追いつくように他の高校も追随し、
結果的に熊本県の学力レベルが
上がるためです。
つまり、鹿児島県でいえば
ラサール中学高校のような
中高一貫校を作ってほしいのです。
そのための下見も兼ねていました。
下見というと上から目線に
感じるかもしれませんが、
たぶん熊本でこのようなことを
考えている人は少ないと思いますので、
ご容赦ください。
話戻って、熊本では、中高一貫校に対して
あまり関心がありません。
それは、学費の問題もあるでしょう。
しかし、中高一貫校に魅力がないことも
確かです。
それを知りたいこともあり、
今回失礼ながらアポなし訪問をしました。
まず、熊本学園大学付属中学高校です。
進路指導の先生が来られて、
30分ほどお話させていただきました。
中学生でどこまで先取りするのかを聞くと、
数学ⅠAの半分ぐらいまで進んでいる
ということ。
授業の基準は、熊本大学を基準にしています。
次に、九州学院中学高校ですが、
ちょうど体育祭の練習をしており、
先生が出払っていました。
それでもパンフレットなどを
持ってきていただき、
今年の過去問をいただきました。
詳しいことは分かりませんが、
私が進学塾にする1年前に
来られていた生徒さんが、
浪人はしましたが、大分大学医学部に
合格されています。
開新高校にもいきました。
15分ほどでしたが、内情も分かり
とても丁寧に話していただきました。
ワカスクも、進学塾に変える2年前までは、
1年で4・5名は開新高校に
お世話になりました。
入学された生徒さん全員が
「楽しかった」と言っています。
いろいろな取り組みを行っている学校なので、
ぜひ志望校の1つに入れてみても
良いと思います。
最後に、アポイントを取っていた、
その日メインの某高校です。
これにはいきさつがあり、
2カ月ほど前に広報担当の先生が
わざわざ塾に来られて、
生徒数が少なくなっているので、
営業回りしていますとのことでした。
どうしたら進学実績が上がるか
尋ねられたので、
何かあればお手伝いをさせてください
ということでした。
そのため、この高校には
1番に行くことに決めました。
その広報担当の先生がお仕事のため
別の先生が対応されました。
話始めて3分、いきなり、
「あなた失礼じゃないですか?
はっきり言って、これ以上あなたと
話したくはないです!!」と。
確かに、私が何か気に障ることを
言ったのかもしれません。
しかし、3分でキレさせるようなことは
言うはずがないのですよ。
仮に、そのような発言があったとしても、
お客様なので、3分でそのような対応は
私なら取りません。
いつものように、グーの音も出ないほど、
喧嘩しようかと思いました。
しかし、私も今年で50歳の大人です。
生徒もおりましたし、先生の威厳もあります。
「二度とこの学校には受験させん!!」と
言って帰りました。
2日目、マリスト学園中学高校の先生と
会いました。
英語の先生でとても気さくな方でした。
今の高校受験の現状、高校に重きを置く
県民性、今のマリスト学園中学高校の現状を
包み隠さず話されました。
そこで、初めて県内の中高一貫校が、
中学の募集人数を少なくしているのか
分かりました。
中学では先取はしていませんが、
半年ほどで1年間分の数学・英語などを終え、
その後は復習を繰り返し行っています。
一番良いと思ったのは、
今年から授業を午後3時半に
終えていることです。
あとは生徒の自由に使ってほしい
とのことでした。
本気で勉強したい生徒さんには、
とても良い学校だと思います。
さて、今回の学校探訪の総括をしたいと
思います。
某高校を除いた他の学校の
担当してくださった先生、
誠にありがとうございました。
忖度なしで言いますと、
内部事情は分かりませんが、
現状では熊本高校に匹敵するような
高校は出てこないでしょう。
私が考える基準は、
学校の半分以上の生徒が
熊本大学以上の大学に進学し、
4分の1以上の生徒が
早慶上理・marchi・関関同立に
合格できる学校です。
そこではじめて、熊本高校のしっぽを
つかんだことになります。
そのためには、この3年間で実績を出し、
中学の募集定員を高校の募集定員の
4/5にした学校が勝ち抜くと思います。
いろいろな学校と情報交換して、
今後もお互いに熊本の学力向上に
寄与していきたいと思っております。
これからも、よろしくお願いいたします!!