8月に行われた全統マーク模試の結果です。全国平均点は、国語102.6点 (以上200点満点) 、数学ⅠA46.3点、数学ⅡB47.4点、英語リーディング49.9点、英語リスニング51.8点、世界史B50.6点、現代社会46.1点(以上100点満点)、生物基礎21.8点、地学基礎30.0点(以上50点満点)で、5-7文系448.7点(900点満点)となっております。 5-7文系を現役生と浪人生に分けると、現役生443.0点、浪人生567.1点となっております。やはりこの時期は、浪人生が強いですね。
前回と同様、熊本県の平均点は出ていません。ちなみに、東稜高校の平均点は、5-7文系362.9点(900点満点)です。
当塾からは、東稜高校の生徒さんが受験しました。東稜高校の生徒さんは、2月の進研模試の結果が5割、6月の進研模試の結果が459点でした。また、6月進研模試では、志望校合格判定がCでした。それから、今回の模試まで、6割を目指して、共通テスト対策しかしませんでした。結果は、476点。6割には到底届かず、自己採点後にはかなり落ち込んでいました。しかし、今回の結果が出て、ビックリしました。志望校の合格判定がAだったのです。例年この模試では、どの生徒さんも下がるのですが、逆に上がってました。他の受験生も、まだまだ共通テスト対策がうまくいってないということです。
前回の模試では、受験者数が10万人。今回の模試では、受験者数が36万人となっております。また、平均点も409点から448点に上がってます。志望校の学科内順位も、前回が30人中14番、今回は159人中41番です。ただ、順位の付け方が、前回と今回とでは違っていることに注意をしてください。前回は、偏差値で順位を付けていましたが、今回は学部学科ごとに傾斜をかけて順位を付けています。簡単に言うと、英語のリスニングで高得点を取れた生徒さんがいたとします。前回では、その点数がそのまま順位に影響を与えました。しかし、今回は、各学部ごとの傾斜配点に沿って順位を出しているので、仮に100点を取った生徒さんがいても、傾斜配点で例えば40点にしかならないということです。分かりにくいかもしれませんが、6月進研模試(マーク式)よりも、8月全統マーク模試の方が、信頼性は高いということです。
そのような理由で、今回A判定を取れたのは喜ばしいことですが、まだボーダーラインよりも13点しか高くありません。つまり、二次試験に13点のリードしかなくて、受験しなければいけないということです。生徒さんの志望校の二次試験が、意外と難しくて差がつかないように感じています。そのためには、少なくとも60点のリードをもって、共通テスト逃げ切りを図る予定です。そのため、生徒さんには共通テスト対策だけをやって頂いております。
その甲斐あってか、9月に行われた駿台マーク模試では、自己採点ですが、540点取れました。一カ月遅れでの6割越えですね。共通テストまで、残り100日と少しです。目標点数に達していない方は、受ける大学にもよりますが、共通テスト対策に絞る時期が近づいてきてると思ってください。