

【ワカスクニュース】
トピック1 高校受験生よ!!あきらめるのはまだ早い!!
先週の月曜日から、新しく中学3年生が入会しました。
この生徒さん、初めの1週間で、とにかく勉強しまくりました。
昼1時に来て、夜7時までの6時間、苦手な英語を解きまくっていました。
ワカスクでは、「完全攻略 英語」を使っています。
1週間で、1・2年生を殆ど終わらせました。
この生徒さんは、スポーツを9月まで続けるため、希望する高校の合格はかなり難しいと告げました。
また、高校ではスポーツに専念するということなので、大学受験を最終目標としているワカスクの方針とは異なっています。
しかし、入会されると同時にすごいスタートダッシュ!!
「こういう生徒さんもいるのだなぁ!!」と思い、考えを改めました。
そろそろ夏期講習も終わりに近づきます。
夏期講習で今通われている塾に不安を抱えている生徒さんもいるでしょう。
ワカスクは、一生懸命頑張る「逆転合格」目指す生徒さんをお待ちしております!!
トピック2 なぜ今、学歴が必要なのか!?
皆さん、「シンギュラリティ」という言葉を聞いたことはありますか!?
本当の意味は、「技術的特異点」です。
しかし、これでは何のことかわからないですよね。
簡単に言えば、「AI(人工知能)の知能が、人間の知能をこえること」です。
このシンギュラリティ、2045年ごろと言われていましたが、最近では2030年に縮まってきており、すでに到達しているという説もあります。
シンギュラリティで最も深刻な問題は、「仕事をAIに奪われてしまう」ということです。
「あれあれ、今は人手不足が問題で、売り手市場ではないの!?」と思われるのではないでしょうか。
確かに、人手は不足しています。
最近の若者が、低賃金の仕事には就かないのも1つの理由です。
しかし、企業が必要としているのは、高い給与を支払っても欲しい、「有能な人材」なのです。
あまり仕事のできない人を月収20万円で10人雇うよりも、5人分の仕事をしてくれる人2名を50万円で雇いたいのです。
つまり、「有能な人材」とは、AIにできない仕事をできる人材、または、AIを管理する人材なのです。
これは、アメリカや日本の企業の「大量解雇(または、雇止め)」が始まっていることからもわかるでしょう。
前置きはここまでとして、シンギュラリティのなかで、どうして学歴が必要になるかです。
日本は新卒採用が一般的なので、企業は募集者の20代前半までの経歴等を見て、採用するしかありません。
一部の有能な人を除いては、ある意味「学歴でしか評価できない」のです。
つまり、「18歳までに、君はどれほど勉強に打ち込んだのかい!?」「また、その後大学ではどのような努力をしたのかい!?」しか、指標がないのです。
私が大学受験をした30年前よりも、現在のほうが学歴についてはシビアです。
「すごくできる生徒」と「すごくできない生徒」に二極化してしまい、その中間層が薄くなっているからです。
30年前は、受験者人口も多く、大学も今よりは少なかったです。
そのため、中間層の大学でも、「かなりできる生徒」が多かったわけです。
しかし、現在は大学は800校に増え、加えて受験者人口は減っています。
「大学全入時代」とも言われ、猫も杓子も大学に行きます。
競争が激しくないので、高校生は努力をしませんよ。
ただ、シンギュラリティを考えて、大学進学を考えている生徒さんは、かなりの勉強量をこなしています。
私たち親世代が想像を絶する勉強量です。
そのため、安定して就職ができる「理系ブーム」がやってきたのです。
その「理系ブーム」にも、現在陰りが出ています。
また、この話はいつかしましょう。
どうせ大学に行くのならば、高い目標を目指しましょう。
国立大学ならば、旧帝大。
私立大学ならば、早慶上理です。
ただ、確実に現役で合格したいのならば、旧帝大は中学生2年生から、早慶上理は中学3年生からの高校の勉強が必要ですが・・・・
トピック3 高校3年生の進捗状況
高校生2名(現在定期的に通われている生徒さん)。
1名は、立命館大学・立命館アジア太平洋大学を目指しています。
今は、9月にある英検2級を目指して、頑張っています。
また、指定校選抜・総合型選抜で近畿大学を目指している生徒さんは、毎日ひたすら黄色チャートを6時間黙々と解いています。
2名ともに、毎日通塾して、6~7時間程度勉強しています。
トピック4 高校1・2年生進捗状況
夏期講習から入会された生徒を加え、3名がおります。
ただ、1名は部活で殆ど来ていないため、実際は2名の通塾です。
1名の生徒さんは、中学2年生から指導しており、現在通信高校に通っています。
この生徒さんは、先取り学習を本格的に始めてからの1期生になります。
入りたい会社があるため、その会社に強い東京科学大学(元東京工業大学)を目指しています。
まずは、英語・数学・物理・化学の4教科をしっかり仕上げることです。
どうせ東京科学大学を目指すのならば、4科目でいける早稲田大学理工学部も目指してみても面白いと思ってきました。
とりあえず、毎日6時間は勉強しています。
新しく入った生徒さんは、関関同立を目指すことに決めて、現在「ターゲット英単語1900」を1000語まで進みました。
8割程度は覚えているはずです。
3週間で1000語。
少しスピードが遅いです。
また、先週から「ポラリス英文法1」を始めてもらいました。
関先生の新しい英語の視点に触れて、「とても面白い!!」と言っていました。
毎日1単元ずつ進めても、29日で終わります。
はい、これで高校英文法は終わりです。
高校1年生は、2名です。
前回の記事で紹介した生徒さんは、苦手な数学を克服するために、中学の教材「完全攻略 数学」を1年生から3年生まで、1問たりとも残さずやっています。
計算と関数までは、1~3年生まで全て終わったので、高校数学の「入門問題集1A」「黄色チャート」のコンパス2まで終えました。
「三角比」に入る前に、現在中学1年生の「平面図形」「空間図形」をやっています。
もう1名の生徒さんは、英検利用型の立教大学などの難関私立大学を目指しているため、すでに英検準1級の単語を始めました。
中学2年生から見ているので分かるのですが、少しゆるめの計画を立ててしまうと、段々と緩んでいくタイプです。
そのため、9月からは、少しレベルの簡単な大学の過去問を始めます。
時間を図って解くため、少しは気持ちが締まるはずです。
さらに余裕があれば、英検1級・TOEIC900点にも挑戦してほしいです。
トピック5 中学3年生進捗状況
新しい生徒さんを含めて2名です
新しい生徒さんは、トピック1で書いたので割愛します、。
もう1名の生徒さんは、夏期講習中は英語しかしていません。
この生徒さんは、数学が苦手なので、大学も数学がない受験を考えて、英語を伸ばしています。
9月からは、私立高校の過去問を始めます。
まずは、レベル的に志望校より簡単な高校の過去問を奨学入試・一般入試を含めて20回分解きます。
その後は、英語を継続して勉強しながら、志望校の過去問をこれまた20回分解きます。
1月に合格した後は、すぐに高校英語を勉強し、夏休みまでに関西大学ぐらいの問題は解けるようになってほしいです。
昨年の生徒が果たせなかった、専願入試でのB奨学をとってほしいです。
トピック6 中学1・2年生進捗状況
2年生は、定期的に来ている生徒が2名しかいません。
いずれの生徒さんも、小学生の計算から始めました。
2年生になってやっと、中学生の数学・英語をやっています。
その生徒のペースで、自学をやらせています。
毎回恒例の記事になっておりますが、中学1年生3名の勢いが凄まじいです。
まずは、1人目。
この生徒さんは、春期講習から本格的に数学の先取り学習を始め、4か月で中学3年生の「円周角の定理」に入っています。
夏期講習では、苦手な英語を3年生まで終わるように重点的にやっています。
ただ、英語が苦手なためか、数学のようには進みません。
やっと、1年生が終わり、2年生に入りました。
教材はもちろん「完全攻略シリーズ」です。
しかし、「やっと」といっても、まだ1年生ですからね。
かなり早く進んでいます。
2人目。
小学校5年生の計算から始めた生徒さんです。
数学は比例・反比例まで進んでおり、夏期講習は上記生徒と同様、英語強化です。
こちらは、英語が苦手ではないので、進み方が速いです。
3年生まで終わるかどうかですね。
3人目。
小学2年生の計算からやり直した生徒さんです。
数学の先取り学習をしていますが、2年生の「連立方程式」に入りました。
英語は得意なほうなので、数学を冬休みまで終わらせます。
入会対象者
現在の中学1年生を見て、勉強が苦手な子でも得意にできると思い返しました。
そのため、成績等は問いません。
ただ、学びなおしをするには、2つの条件が必要です。
初めは定期テストや模試などの点数を気にしないこと。
また、得意を生かして、高校にはこだわらずに大学受験を目指すこと。
高校生は文系科目だけではありません!!
2025年度は、私立文系大学をメインに据えて、文系科目しか授業はしないようにしました。
しかし、授業がなくなった今、数学・理科も教えられるようになりました。
どうやったら、数学・理科が上がるかわからない方は、手遅れになる前にご連絡ください!!