【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(12月2日~12月7日)の予定表です。
高校・中学の定期テストが終わりました。
とりあえず、中学1・2年生の現在判明している分だけ書きます。
8位(10up)、30位(1down)、53位(1up)、56位(1down)、64位(1down)、140位(40up)です。
高校生・中学3年生は、定期テストが取れてもあまり意味がないので書きません。
(2)〈1〉今回のテーマは、「進学校VS非進学校」です。
2週間前から、非進学校の生徒さんを教えることになりました。
この生徒さんは、下記で出てくる「崖っぷち生徒さん」で、とにかく赤点まみれで、留年になるかどうかの瀬戸際です。
面談の時に、「毎日5時間は勉強しないと無理です!!」と言いました。
金銭的なご負担多いですが、すぐに快諾頂きました。
そして、これまで1秒たりともテスト勉強をしなかった生徒さんとの、4コマ勉強が始まりました。
〈2〉やり始めてびっくりしたことは、この生徒さんは自分で数学の教科書の問題を解けることでした。
「いやいや当たり前のことでしょう!!」と思われるかもしれません。
しかし、学校の授業だけで私が教えなくても問題を解けることは、かなりの理解力が必要です。
現に熊本高校、済々黌高校、熊本第二高校など進学校の生徒さんは、教えないと教科書すら解けない生徒さんも少なからずいます。
また、この生徒さんに限らず、非進学校の生徒さんの方が、定期的に決まった時間に来て、その間は私の指示通りに勉強している生徒さんが多いです。
いったいこの差は何なのでしょうか!?
〈3〉これは、小学校・中学校で受け身の勉強をしてきたかどうかに起因すると考えています。
進学校の生徒さんは、ほぼ小学生から大手の塾に通われている方が多いです。
そこでは、手厚い授業、手厚い大量の宿題など、塾主導の勉強をしてきています。
そうすると、自分で考えて勉強する余裕がなくなり、塾の方針を疑うことなく勉強することになります。
これが、「受け身の勉強」です。
これに対して、非進学校の生徒さんは、成績が悪いのが理由かは分かりませんが、塾もあまり力を入れておらず、その生徒の能力に沿った勉強をさせていません。
当然、生徒たちは、「教えられている」という感覚は持ちませんし、塾の講師たちも、その子の本当の能力が分からずに終わっています。
〈4〉また、私の偏見かも知れませんが、進学校の生徒さんは、どうも「自分は頭が良い」と勘違いされているようです。
これはかなりの問題です。
中学校時代は「成績は良かった」かもしれませんが、これが「頭が良い」ことにはつながらないのです。
それも分からずに、変なプライドだけはあり、私の指導よりも学校の指導や自分の勉強法に固執します。
中学の時通っていた集団授業と違い、ワカスクは集団個別指導なので、各々やることが毎回違います。
その日の最善の勉強スケジュールを組むわけですが、「学校の課題をします」となってしまうのです。
教科書もまともに解けないのに、学校指定の「青チャート」をやっている。
これでは、成績が伸びるはずがありません。
その点、非進学校の生徒さんは良い意味でプライドがないので、私の指導を信じて付いてきてくれます。
私も教えて、それがダイレクトに結果に結びつくので、心の底から楽しいです。
進学校の生徒さんが「自分は頭が良いので」との勘違いには、私は容赦なく「いや、塾に来ている段階で頭は悪いんだよ!!」と言っています。
そのためかどうかは分かりませんが、熊本高校3名、済々黌高校1名、熊本第二高校3名の生徒さんは、現在来ておられません。
実質辞めている状態です。
〈5〉みなさん、部活動に精を出し、学校の課題に追われ、自分の変なプライドで、ある意味「受験のプロ」である私の指導を信じません。
少なくとも、塾に通わずに西原中学校570人中で14回1番を取り、熊本高校でも最高番数5番を取り、東京大学は落ちたものの、過去問を5カ年分しか解かずに、ぶっつけ本番で早稲田大学法学部に合格しております。
また、大学では学部での成績が良かったため、1年時は授業料全免除、2年時は半額免除も取っています(半額免除で上位25番以内)。
さらに言えば、大学時代に発症したパニック障害を抱えながら、30歳で立命館大学ロースクールに授業料半額免除で合格し、その後司法試験を37歳まで毎日10時間以上勉強していました。
そして、夢破れて塾を経営することに至っております。
このような経歴を持っていますが、一度も「頭が良い」などと思ったことはありません。
それは、常に上には上がいることを認識していたからです。
そして、世間的には「頭が良い」と言われている方たちが、どれだけの努力を積み重ねているかしっているからです。
私の発言に対して、ほとんどの保護者様、生徒さんは「?????」となられますが、それは致し方ありません。
多分、そのような人が周りにいないか、そのような勉強をしてこなかったからです。
しかし、勉強に関して一定の成果を出してきた人間からすると、私のいっていることが普通なのです。
アスリートの練習を聞いて、クレイジーだと思うことと一緒です。
ただ、さすがにこれだけの進学校の生徒さんが、実質指導を受けないと、私が一人一人の生徒さんのために計画を立て、最適解を考えることが時間の無駄となっています。
そのため、今後の高校生の入会については、少し考えているところです。
【2】1週間の塾の動き
先週は、お問い合わせが2件ありましたが、いずれも中学3年生で、「だれでも」と言ったら語弊がありますが、普通に合格できる高校だったのでお断りいたしました。
ワカスクは、本気で勉強される生徒さんを募集しております。
そのため、生徒さんには本気で勉強する気があるかどうかを、結構きつくきいております。
それを乗り越えて、勉強したいという生徒さんだけに来てほしいからです。
成績の良し悪しで決めることはありません。
必要なのは、生徒さん、ひいては保護者様の覚悟です。
現在、小学生6名、中学生29名、高校生29名、合計64名が在籍しています。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(2)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校4名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校8名・マリスト学園高校3名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校3名・国府高校1名・熊本工業高校2名・御船高校1名の会員さんがおられます(男子15名・女子14名)。
〈1〉高校3年生は、9名おります。
ただ、実際に私の計画で行っている生徒さんは3名です。
熊本県立大学総合管理学部を目指している生徒さんは、古文漢文や日本史をまだ完成していないため、インプットにすべての時間を割いております。
今週までに、「ジャンプアップノート 漢文句法」を終えて、「ジャンプアップノート 古典文法」をやっております。
日本史は、来週から再開です。
また、学校で隔週の共通テスト模試があります。
ただ、それだけでは問題演習が不足するので、模試がない土曜日に、ワカスクで駿台・Z会の予想問題を合計10回分解きます。
熊本保健科学大学を目指している生徒さんは、推薦入試の面接・小論文対策を学校でやっています。
明治大学を志望校としている生徒さんの状況は、「明治大学☆彡物語」の方で詳しく書いております。
その中で、勉強方法なども詳しく書いています。
お時間があるときに、覗いてみてください!!
〈2〉高校2年生の生徒さんは、5名です。
定期的に来られる生徒さんは、非進学校の生徒さん1名です。
この生徒さんは、まだ志望校で悩んでおります。
4月までは英語だけを極めることにしました。
自習にも、来るようになりました。
毎日5時間勉強を目指してほしいです。
〈3〉高校1年生は、16名です。
熊本高校・済々黌高校・熊本第二高校・東稜高校・真和高校・国府高校・尚絅高校・マリスト学園高校・御船高校・文徳高校の会員さんがいます。
定期的に来られている生徒さんは、5名です。
「8カ月英語完成コース」には、熊本高校、済々黌高校の生徒さん2名が入っております。
東京理科大学・同志社大学を目指している生徒さんは、学校の定期テストが終わり、「1対1対応の演習 数学Ⅰ」の第1章の計算問題を再開しました。
数学Ⅰが終わると、「1対1対応の演習 数学Ⅱ」に入ります。
物理は、「物理基礎」の力学が終わり、「良問の風」の物理基礎部分をやっています。
物理は力学→電磁気→波動→熱力学の順に、単元ごとに入試問題まで完成させていきます。
苦手な英語に関しては、「8カ月英語完成コース」第3期生に入り、ゆるりと勉強をしています。
来週学校で、数学検定2級を受けます。
数学検定2級は、2年生の範囲の数学ⅡBが入っています。
どれだけ難しいのか昨年の問題を見たところ、めちゃくちゃ簡単でした。
あまり受ける価値はなさそうです。
九州大学を目指している生徒さんは、「8カ月英語完成コース」には参加されております。
また、英検2級にも合格されました。
11月進研模試では、英語で100点中74点、全国偏差値70.1を取りました。
国数英総合では、全国偏差値63.7とまだまだですが、部活をしていることを考えると、英語をずば抜けて得意にしておけば大丈夫です。
非進学校の生徒さん2名は、定期テストが終わりました。
2年生に進級できるかどうかの「崖っぷち生徒さん」が、毎日4時間勉強しているのにつられて、同じ学校の「できる生徒さん」も自習に来て、いつもよりも長く勉強していました。
さぁ、「崖っぷち生徒さん」は、いくつ赤点回避できているでしょうか!!
土曜日に数学・英語を4コマ取っている生徒さんも、今週は定期テストでした。
毎週4コマ勉強をしたので、こちらも前述した生徒さん同様、英語・数学は50点を超えて欲しいです。
熊本大学を目指している生徒さんは、今週復帰しました。
もう1人の非進学校の生徒さんは、週2コマ英語の勉強をしています。
中学英語から始めて、「完全攻略シリーズ 中学英語 2年生」が終わりそうです。
なんとか残り1カ月で、中学3年生まで仕上げてしまい、冬期講習から始まる「8カ月英語完成コース 3期生」に入ってほしいです。
(2)〈1〉中学生は、東町中5名、桜木中5名、東野中3名、湖東中3名、京稜中2名、錦が丘中2名、帯山中1名、御船中1名、木山中1名、出水南中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名、九州学院中2名の生徒さんがおられます(男子17名・女子11名)。
〈2〉中学3年生は、11名です。
定期的に通われている生徒さんは、7名です。
7名全員が、志望校を決めています。
ほとんどの生徒さんが、中学3年生の数学・英語は終えています。
熊本高校を目指す生徒さんは、毎日夕方5時に来て、夜10時まで残って勉強しています。
マリスト学園高校の過去問を、毎日2教科ずつ解いており、令和4年から平成23年までの奨学生過去問を終わりました。
500点中350点程度は取っています。
一般入試で受験予定の熊本学園大学付属高校一般の過去問を、先週土曜日から始めました。
令和5年から令和3年まで解きましたが、すでに350点を超えています。
両校ともに合格レベルを超えているので、「全国高校入試問題2023~2025」を毎日解いていきます。
熊本高校合格だけを見据えて、まずは九州の各県の問題を3年分深堀りしていきます。
「熊本県立高校過去問模試」を2週間に1回継続していきます。
今週は、平成22年度を解きました。
結果は、183点。
熊本高校に3点差で落ちた12年前の先輩の173点、熊本第二高校に合格して、現役でワカスク初の熊本大学に合格した10年前の先輩の170点を超えています。
両先輩ともに、2月の最後に出した点数です。
11月末で、これらの先輩に勝っているので、絶対に熊本高校には合格してもらわなければなりません。
熊本第二高校を目指している生徒さんは、今週から元気に通塾しております。
止まっていたマリスト学園高校の奨学過去問も、再開しました。
まずは、確実に300点越えをしてほしいです。
マリスト学園高校専願を目指している生徒さんは、数学が弱いため、11月は「数学強化月間」としていました。
国府高校の数学過去問計16回分を解き終わり、分からない問題の復習を終わりました。
しかし、マリスト学園高校専願過去問の数学の復習が完璧には終わっていません。
そのため、冬期講習前まで、徹底的に過去問の復習をします。
マリスト学園高校一般の過去問は、週に1回解いてもらいます。
英語に関しては、「8カ月英語完成コース」に参加しており、すでに大学入学共通テストレベルの問題を解いています。
そのため、中学校の勉強はせずに、高校文法の復習と高校長文問題の演習をしています。
同じくマリスト学園高校専願を目指している生徒さんは、戦略を徹底してから、数学・英語の点数が安定してきました。
ただ、国語の読解力が少し足りません。
ここを改善していけば、上記の生徒さんとダブルで奨学Bを取ることも可能でしょう。
慶誠高校専願の生徒さんは、慶誠高校奨学に変えられました。
しかし、まだ数学が終わっていません。
現在、2次関数をしています。
しかし、待っていてもなかなか終わらないので、過去問を始めました。
数学は全くですが、他の教科はなんとか戦えそうです。
合格のカギは、冬期講習会にどれだけのコマ数を取ってくれるかです。
国府高校奨学を目指している生徒さんは、週2コマ程度しか来られないので、なかなか過去問学習が進まないです。
ただ、令和2年の過去問では、300点を超えました。
合格確定です!!
東稜高校を目指している生徒さんは、夏終わりからワカスクで自習をするようになりました。
今は「モシ・ザップ」で、国府高校奨学過去問を毎日1科目解いています。
理科は全く手を付けていないので、4教科だけ解いています。
理科は12月から開始です。
生物・地学の知識問題で、どれだけ取れるかです。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、9名です。
常時来られている生徒さんは、7名です。
2名は、熊本第二高校を目指して、勉強しています。
定期テスト期間中も、塾に来て勉強していました。
結果は、1名が1番下がり、もう1名が2番上がりました。
熊本工業を目指していますが、先取学習を行っている生徒さんは、休みがちになっております。
これでは、先取学習が完全に0になってしまうので、定期的に来てほしいですね。
定期テストは、1番ダウンでした。
熊本学園大学付属高校を目指している生徒さんは、夢を現実に変えるべく、先取学習の最低ライン、週6コマ来ています。
定期テストは、一気に40番アップです。
それでも、全く合格にはほど遠いです。
数学は、3年生の計算をしています。
一気に先取りをしていきます。
東稜高校を目指している生徒さんは、週4コマ来られています。
この生徒さんは、難関大学を目指すために、中学生の間に、数学・英語は、少なくとも高校1年生までは終わります。
東稜高校を目指しているのは、高校受験に引きずられないようにするためです。
先取学習には、高校受験が邪魔になります。
高校の名を取るのか、それとも先取学習で上位の大学合格を目指すのか。
保護者のお考え次第です。
中高一貫に通われている生徒さんは、週2コマ来ています。
熊本高校を目指すことに決めました。
そのため、先取学習の最低限の週6コマにする予定です。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、7名です。
定期的に来られる生徒さんは、4名です。
勉強が得意な2名は、先取学習をしています。
大学合格を目指して先取学習をしている生徒さんは、定期テストは220点近く取れています。
結果は、8番上がって一桁番数でした。
数学は2年生の1次関数に入りました。
英語は「最高水準問題集中学1年生」を現在やっています。
中学1年生なので、6年間かけて、大学入試対策ができます。
これはかなりのアドバンテージになります。
もう1名の生徒さんは、骨折をしたために部活に行けません。
そのため、毎日1時間授業を受けております。
週4コマしか取れないので、不得意な英語に絞って先取学習をすることにしました。
勉強が苦手な2名は、小学生の計算ドリルをやっています。
小学1年生から学び直しを始めているので、きちんと定着はしています。
1名は小学4年生、もう1名は小学3年生を終わろうとしています。
まだ1年生なので、慌てずに基礎からやっていきます。
〈4〉小学生は、5名です。
6年生2名・5年生1名・4年生2名・2年生1名の生徒がいます。
小学生の生徒さんは、3名は常時授業を受けています。
6年生の生徒さんは、算数をやっています。
算数は、公文の教材が4冊ありますが、3冊終わりました。
それに伴い、英語を始めました。
小学生なので、なるだけ発音も教えていきます。
発音を覚えていくと、「この文字はこう発音するから、この単語は多分この発音だろう」と推測できます。
つまり、未知の単語に出会っても、なんとか読めるということです。
これは、初の試みです。
もう1名の6年生の生徒さんは、計算が苦手なので、小学2年生から始めました。
先週からは小学4年生の計算です。
黙々と、2時間解いています。
5年生の生徒さんは、4年生の計算を終えました。
やっと実学年の5年生の計算に入ります。