【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(10月28日~11月2日)の予定表です。
いよいよ「熊本県共通テスト」が始まります。
ワカスクでは、このテストには重要性がないと考えています。(詳細は、「明治大学☆彡物語 第8話」に書いています。)
そのため、ここ数年間は、共通テスト対策をしていません。
逆に、私立高校受験対策をしています。
「共通テストで取れなければ、合格できない!!」とは、ゆめゆめ思わないようにしてください!!
(2)〈1〉今回のテーマは、「中学生の数学証明問題」です。
数学の証明問題は、2年生の1次関数が終わった後に出てきます。
「三角形の合同」を問う問題です。
その後、3年生の「相似」でも出てきます。
さて、この「証明問題」を機に、一気に数学が苦手、または、嫌いになる生徒が続出します。
どのように乗り越えるべきでしょうか!?
答えは簡単です。
「証明問題をやらないこと」です。
〈2〉「また、身もふたもないことを!!」と思われるでしょう。
しかし、これが受験では「身も蓋もある」のです。
現在、大手塾に通われている皆さんは、図形の相似条件の証明問題を、かなりやっている時期ではないでしょうか。
ただ、それ、熊本高校・済々黌高校以外では、使いませんよ。
「使いません」は、語弊がありますね。
「使ってはいけません」が正しい答えです。
〈3〉なぜ、上記2校以外では使ってはいけないのでしょうか!?
それは、証明問題に手を付けると、試験時間内に合格点数が取れないからです。
多分、塾ではこういわれるでしょう。
「証明問題は4点だから、絶対に落とさないように!!」と。
しかし、よく考えて下さい。
数学は他の問題のほとんどは、2点です。
これは、計算問題などの簡単な問題であろうが変わりません。
計算問題を2問間違えなければ、4点です。
難しい証明問題を解いても4点です。
どちらが簡単に4点取れるか、だれでも分かりますよね。
〈4〉「いやいや、計算は合うのは当たり前!!それに、加えての証明問題4点でしょう!!」と言われるかもしれません。
それは、実際に受験をすることがない大人の意見です。
公立高校の数学は、もう10数年前からずっと難化しています。
熊本高校に合格するためには、35点取れば十分です。
逆にそれ以上の点数を目指すと、時間切れを起こしてしまいます。
そのようなタイトな時間内に、証明問題で10分ほど使ってしまうと、もう大変です。
計算の見直しもできなくなり、証明問題で4点落とし、各計算問題でも2点以上落としてしまいます。
証明問題で4点上乗せするはずが、結果的に6点以上下がってしまうことになります。
そのため、ワカスクでは、「証明問題は、読んでもいけない!!絶対に手を出すな!!」と厳しく言っております。
その代わり、余った時間で計算問題の見直しをさせています。
どうですか!?
証明問題をやらないことは、数学嫌いになることを防ぎ、さらには、公立高校入試本番で、失敗するリスクを避けることにもなるのです。
〈5〉「でも、それでは高校に入ってから苦労するのでは!?」というご質問が出そうですね。
安心してください。
中学と高校の数学は全く別物です。
高校の数学で必要とされるのは、計算スピードと曲線などのグラフ問題が解けることです。
その先の難関大学を目指す方のみ、証明問題が必要となります。
中学では、計算スピードを高めて、グラフ問題に強くなることが一番です。
それによって、証明問題を解く余裕も生まれるかもしれません。
ただ、生徒には、なるだけリスクを避けさせたいので、それでも証明問題は解かせませんがね。
【2】1週間の塾の動き
(1)先週は、面談が、1件ありました。
ワカスクは、本気で勉強される生徒さんを募集しております。
そのため、生徒さんには本気で勉強する気があるかどうかを、結構きつくきいております。
それを乗り越えて、勉強したいという生徒さんだけに来てほしいからです。
成績の良し悪しで決めることはありません。
必要なのは、生徒さん、ひいては保護者様の覚悟です。
現在、小学生6名、中学生28名、高校生28名、合計62名が在籍しています。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(2)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校4名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校8名・マリスト学園高校3名・文徳高校1名・宇土高校1名・尚絅高校2名・国府高校1名・熊本工業高校2名・御船高校1名の会員さんがおられます(男子15名・女子13名)。
〈1〉高校3年生は、9名おります。
ただ、実際に私の計画で行っている生徒さんは3名です。
熊本県立大学総合管理学部を目指している生徒さんは、順調とはいえないまでも、淡々と勉強をこなしています。
「8カ月英語完成コース2期生」も、「ポラリス英文法1・2」が終わり、「長文問題 THE RULES1」に入りました。
この生徒さんも、やっと本格的な長文対策に入ったことになります。
大学入学共通テストまで、3カ月ほどですが、これまで単語・文法をしっかりやってきているので、ギリギリで7割近くまで行くのではないかと思っています。
あとは、「歴史総合・日本史探求」「古文・漢文」をどこまで詰めきれるかですね。
熊本保健科学大学を目指している生徒さんは、一応推薦に選ばれて、来月には、試験があると思います。
合格するのは間違いないので、安心しています。
それでも、入学後のことを考えて、「8カ月英語完成コース」には参加されています。
また、もう1名、上記生徒さんと同じ流れの生徒さんが、「8カ月英語完成コース」に参加しました。
この生徒さんは、「8カ月英語完成コース」の第1期生で、英文法までは夏休みに終わっていました。
明治大学を志望校としている生徒さんの状況は、「明治大学☆彡物語」の方で詳しく書いております。
その中で、勉強方法なども詳しく書いています。
お時間があるときに、覗いてみてください!!
〈2〉高校2年生の生徒さんは、5名です。
定期的に来られる生徒さんは、2名です。
しかも、どちらも非進学校です。
2名とも規則的に授業を受けています。
1名の生徒さんは、定期試験の点数が分かりました。
おおむね7割程度は取れている感じです。
もう1名の生徒さんは、体調不良でお休みされました。
〈3〉高校1年生は、14名です。
熊本高校・済々黌高校・熊本第二高校・東稜高校・国府高校・尚絅高校・マリスト学園高校・御船高校の会員さんがいます。
定期的に来られている生徒さんは、5名です。
「8カ月英語完成コース」には、熊本高校、済々黌高校、国府高校の生徒さん3名が入っております。
また、東京理科大学・同志社大学を目指している生徒さんは、「1対1対応の演習 数学Ⅰ」の2次関数が終わりました。
今後は、「図形の計量」に入ります。
数学は教えたとしても、自分の力で解けるようにはなりません。
手を動かして、実際に何回も、「どうしてこのような思考過程になるのか」を考えて演習することが必要です。
ただ、あまりにも1問に時間をかけていては、全く進みません。
これを調整するのが、私の役割となります。
教科書は、数学ⅠA・ⅡBまで終わっているので、1年生の終わりには、この範囲の「1対1対応の演習」を終えて、2年生からは本格的に数学ⅢCを始めます。
物理に関しても、丁寧にやっています。
「宇宙一分かりやすい高校物理」を読み、「リードlightノート物理基礎」「良問の風」を全問題解いています。
物理基礎の範囲が終わり、いよいよ本格的な力学に入ります。
英語に関しては、「真・英文法大全」を読みながら、独学で「ポラリス英文法1」をやる予定にしていましたが、「8カ月英語完成コース」第3期生に入り、分からない所を質問するスタイルにしました。
もう1名の高校1年生とともに、2名でスタートです。
九州大学を目指していの生徒さんも、定期テストでは、英語文法が九大合格ラインに上がっており、順位も熊大合格確定ラインまでには入ってきました。
他の生徒さんも、志望校・文系理系は決まりました。
(2)〈1〉中学生は、東町中5名、桜木中5名、東野中3名、湖東中3名、京稜中2名、錦が丘中2名、帯山中1名、御船中1名、木山中1名、出水南中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名、九州学院中2名の生徒さんがおられます(男子17名・女子11名)。
〈2〉中学3年生は、11名です。
定期的に通われている生徒さんは、7名です。
7名全員が、志望校を決めています。
ほとんどの生徒さんが、中学3年生の数学・英語は終えています。
熊本高校を目指す生徒さんは、毎日夕方5時に来て、夜10時まで残って勉強しています。
また、毎日1科目はマリスト学園高校奨学の問題を解いています。
350点前後を取っており、仮にマリスト学園高校を受けるとすると、あと2か月半あるので、400点越えも可能でしょう。
400点を超えると、熊本高校合格が現実味を帯びてきます。
今週末の「第5回公立高校過去問テスト」で、過去のワカスク・レジェンドと再び対戦します。
その他の生徒さんも、マリスト学園高校・国府高校の過去問を解いています。
どの科目を解かせるか、1日何科目解かせるかは、その生徒さんの現状に応じで一人一人違います。
国府高校の数学だけを毎日1年分ずつやっている生徒もいれば、国数英まんべんなくやっている生徒さんもいます。
マリスト学園高校専願で、合格は確実な生徒さんも、数学が弱いため、国府高校の数学だけを先日は1日3年分解きました。
来月1カ月間は、「数学強化月間」として、この1日3年分を週に2回はやっていきます。
問題なのは、授業にしか来られない生徒さんです。
遠方から来られているので仕方ありませんが、私は自習で力が付くと思っています。
その日に解いた問題をすぐに復習すると効果抜群です。
自宅学習できちんと勉強できる生徒さんは良いのですが、なかなかそう上手くは行きません。
あと、2・3時間ワカスクで、勉強してほしいです。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、8名です。
常時来られている生徒さんは、6名です。
2名は、熊本第二高校を目指して、ゆっくりと勉強しています。
本当に毎週変わらないテンションで、淡々と勉強をして帰っていきます。
しかし、このペースでは、熊本第二高校に確実に合格するには程遠いです。
現実を知ってもらうために、公立高校入試問題の英語を見せました。
「1年後、今のままのペースで、この問題が解けると思う!?」と聞くと、「無理です」と。
決して学校順位は悪くはないのですが、順位は各学校のレベルによりますので、決定的な判断要素とはなりません。
100%合格のためには、済々黌高校のレベルに達する必要があります。
そのためには、数学・英語を2年生の間に終わらせておくのが不可欠です。
もう2コマ取れないか、親御様に相談するように言いました。
もう1名は、熊本工業を目指していますが、先取学習を本気で行っています。
数学は「縦割り型勉強法」で、すでに3年生の2次関数まで終わりました。
もうすぐ、2年生の平面図形が終わります。
証明問題はほとんどしないので、その後は、3年生の相似に移ります。
ここも証明問題はしないので、もうすぐ中学3年生は終わるでしょう。
2学期から入られた生徒2名は、1名は週6コマで数学・英語の先取をしています。
現在の成績からすると夢のまた夢の熊本学園大学付属高校を志望しています。
専願で受けるとしても、今の状態では絶対に合格しません。
そのため、週6コマにして、2年生の間に3年生まで終わる予定です。
もう1名は、週4コマ来られています。
この生徒さんは、難関大学を目指すために、確実に合格できる東稜高校を志望しております。
すなわち、ワカスクの「正規ルート」に乗ったわけです。
そのため、中学生の間に、数学・英語は、少なくとも高校1年生までは終わっておきたいです。
まだ、来られたばかりなので、やっと慣れてきたという感じです。
中高一貫に通われている生徒さんは、週2コマ来ています。
先週は、定期テストがあったとかなんとか、言っていたような気がします。
今は数学しかしていないので、もう少しコマを取ってほしいですね。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、7名です。
定期的に来られる生徒さんは、4名です。
勉強が得意な2名は、先取学習をしています。
前回20番内だった生徒さんは、週4コマ来ています。
数学の「縦割り型勉強法」で、現在中学2年生の計算まで終わり、今は中学1年生の「比例・反比例」をしています。
この生徒さんの能力からすると、英語は独学でもやれると思い、「完全攻略中学1年生英語」を渡しておきました。
20単元ほどだから、1日1単元進めると20日で終わる算段です。
見事にこれを仕上げたので、「最高水準問題集中学1年生」を今度は仕上げるように言った。
中学2年生の夏ごろには、数学・英語を終わらせたい。
60番から40番台に上がった生徒さんは、先週からコマ数を2コマから4コマに増やしました。
京都大学に行きたいと言っているので、なんとか実現させてあげたいです。
勉強が苦手な2名は、小学生の計算ドリルをやっています。
小学1年生から学び直しを始めているので、きちんと定着はしています。
とにかく、慌てないことですね。
- 小学生は、5名です。
6年生2名・5年生1名・4年生2名・2年生1名の生徒がいます。
小学生の生徒さんは、3名は常時授業を受けています。
6年生の生徒さんは、算数をやっています。
目標は、獣医さんです。
学校よりも少し先に進んでいます。
もう1名の6年生の生徒さんは、計算が苦手なので、小学2年生から始めました。
5年生の生徒さんは、4年生の計算をしています。