まず、漢字、詩、古文を15分で解きます。重要なのは、全部解くのではなく、全部の問題に目を通すということです。2分程度考えても解けない問題はとばします。この15分で、解ける問題だけ解いて下さい。そして、どんなに途中であっても、15分で切りあげて下さい。漢字や文法問題は、知らなければどんなに考えても時間の無駄です。迷わず自分が正解と思う解答を選んで、次へ進むことが大事です。
次に、小説・評論文の長文問題を、25分で解きます。ここでも、すぐに分からない問題はとばして、絶対に最後の問題までいって下さい。特に「抜き出し問題」には、気を付けて下さい。探しているとあっという間に時間が経ってしまいます。抜きだす場所がすぐに見つけられなかった問題は、とばして下さい。
残り10分で、とばした問題を解いて下さい。最終的に、解けなかった問題が4問程度であれば、時間配分には成功です。大問を1問まるまる読めなかったという、最悪の状態は避けられると思います。
