かなり遅れてしまいましたが、8月に行われた全統マーク模試の結果です。この模試は河合塾が行っており、既卒者生も入っております。進研模試とは異なり、現役生にとっては初めての本格的な全国模試となります。そのため、現役生と既卒者生に分けて考える必要があります。
まず、全国の平均点です。国語105.6点・数学Ⅰ34.4点・数学Ⅱ20.2点(数学合計107.8点)・英語筆記100.8点(以上200点満点)英語リスニング26.3点(50点満点)・日本史B50.4政治・経済46.6(以上100満点)・化学基礎27.3生物基礎28.1点(以上50点満点)で、5-7文系総合は484.3点です。現役生の平均点は、国語103.4点・数学Ⅰ34.1点・数学Ⅱ19.8点(合計103.7点)・英語筆記97.5点・英語リスニング25.8点・日本史B48.8点・政治・経済45.7点・化学基礎26.7点・生物基礎27.8点、5ー7文系総合473.2点です。既卒生は5-7文系総合で609.0点です。およそ80点の差があります。1名の生徒さんの結果しかわからないので、以上の科目しか平均点が分かりませんでした。
当塾からは、3名が受験しました。マリスト学園高校の生徒さんは、国語のみが偏差値53でしたが、他の科目は平均以下です。特に数学が思うように伸びていませんでした。これでは戦えないということで、9月中旬からは数学のない大学を第一志望に変え、現在では国語・英語・日本史Bだけ勉強をして頂いています。毎日英語・国語のセンター模試を行っております。数学がなくなったことで、かなり楽にはなったと思います。数学がなかなか上がらない生徒さんは、今志望校を考え直さなければ、他の科目も上がらず、どちらもダメになる可能性が大きいです。しっかり、もう一度考えてみてください。
熊本学園大学付属高校の生徒さんは、国語が135点で英語は少し全国偏差値50に届きませんでした。他の科目も50に届いていません。合計点数は、435点です。ただ、現在は、英語も安定しているので、苦手の数学を克服できれば、センター試験で7割近く行くと思います。そのまま国立大学を目指していきます。
熊本第二高校の生徒さんは、国語が179点と高い点数を取りました。ただ、得意な英語が120点台だったので、合計得点は570点程度になってしまいました。熊本大学の文系を狙っているので、不得意な数学・理科を克服すれば、センター試験で7割以上は取れると思います。
今回は、3名ともにガッカリしていましたが、昨年度の生徒さんはもっと悪かったです。宮崎大学に合格された生徒さんは合計で414点、熊本県立大学に合格された生徒さんは、395点でした。皆さんも、ガッカリされた方が多いと思いますが、計画通り粛々と勉強を続けてください。