今回は、10月に行われた、熊本中学校共通テストの続報です。
ワカスクでは、常時通われている3年生は7名です。
以下の表1は、現在判明している中学校3校の各科目・5教科平均点と、5教科平均点だけ分かっている1校の結果です。
表2は、R4・R5年の各科目の平均点と、熊本市の5教科平均点です。
色々な塾の情報を観ますと、やはり今年は昨年よりも難化しているようです。
西区では、若干昨年の平均を下回っている学校が多く、中央区では、国語・社会の難化で、一気に10点ほど下回った学校もあるようです。
共通テスト後の情報を追加しますと、C校は毎年10名以上熊本高校合格者を出していますが、1番であろう生徒さんでも、社会41点だそうです。また、国語に関しては、40点以上が0人ということでした。
表1
教科 | 国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 合計 | 学年人数 |
A校 | 23.3 | 27.2 | 23.3 | 29.3 | 23.9 | 127.7 | 140 |
B校 | 23.6 | 23.8 | 23.8 | 23.4 | 26.2 | 120.8 | 140 |
C校 | 22.9 | 25.0 | 27.0 | 27.7 | 26.7 | 129.2 | 100 |
Ð校 | 121 | 300 |
表2
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 合計 | |
R5 | 27.9 | 24.8 | 19.7 | 24.4 | 21.2 | 118 |
R4 | 26.0 | 22.4 | 22.1 | 23.3 | 17.2 | 111 |
C校で、ワカスクの熊本高校志望の生徒さんは、188点でした。
私は共通テストの日程も知らなかったので、共通テスト1日目前日にも、マリスト学園高校過去問の2教科を解かせていたので、全く対策はしていません。
以下が、この生徒さんの成績表です。
この成績表を観ますと、国語が31点で16番。
これから考えると、国語平均は20点を切る可能性があります。
また、社会・理科は、39点・40点で11番・8番。
ともに、C校から熊本高校に毎年10~12人合格していることを考えると、合格圏内に入っています。
このことから考えると、情報通りに、国語・社会が難しかったようです。
また、理科に関しても、高得点を取れない問題であったことが推測されます。
これは、C校の理科平均点が、27.7点と一番高いにもかかわらず、40点以上が8名しかいないことから伺えます。
この生徒さんが、188点で13番であることから、熊本高校合格ラインは、193~195点ぐらいではないでしょうか。
C校 | 100人 | |||||
教科 | 国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 合計 |
得点 | 31 | 39 | 34 | 40 | 44 | 188 |
平均 | 22.9 | 25.0 | 27.0 | 27.7 | 26.7 | 129.2 |
順位 | 16 | 11 | 27 | 8 | 12 | 13 |
SS | 60.1 | 63.4 | 56.8 | 61.3 | 62.1 | 61.7 |
他に熊本第二高校志望のÐ校160点の生徒さんも、マリスト学園高校の過去問を解いていましたし、A校110点の生徒さん、B校143点の生徒さん、ここには載っていませんが他校の132点の生徒さんは、いずれも私立3教科入試なので、理科・社会は全くしていません。
これで一昨年並みの平均点数であれば、熊本高校・熊本第二高校志望の生徒さんは、ボーダーラインを超えてしまうことになります。
現状の実力から見ると、この2名にそのような力はありません。
そうであるので、私は昨年度-2~-4点程度だと考えています。
それよりも落ちているのであれば、この学年の東区の生徒さんが、大変優秀ということになりますね。
ちなみに、Googleの生成AĪが出している予想点を書いておきます。
「熊本県公立高校の2024年度の共通テストの合格予想点は、次のとおりです。済々黌高校:164~167点、第一高校:137~144点、第二高校:145~148点、 熊本北高校:120~127点。
2024年度の各教科の平均点は、次のとおりでした。国語:27.2点、社会:28.6点、数学:23.5点、理科:18.3点、 英語:24.6点。」
さぁ、当たっているのでしょうか!?