英単語・英文法が8割解けるようになれば、次は英文解釈です。
英文解釈(又は、構文解釈)が何のことか、わからない方もいると思います。
簡単に説明すると、文法と長文読解の橋渡しをするものと考えてください。
文法の後、すぐに長文読解に入ってもよいのですが、一気にハードルが上がり、勉強のやる気を損なう可能性があります。
そうならないために、短文の英文を和訳していくのが英文解釈です。
英文解釈には、問題ごとに、文法の知識が必要とされており、これを和訳できれば、文法が完全に理解できたとも言えます。
教材としては、「ポラリス英文解釈1」を使います。
短文ですが、複雑な構文と難単語で、一読してもまったく意味が分からないことがあります。
すぐに答えを見るのは論外ですが、わからない単語を辞書を引きながら解くのも良くありません。
英語は、どんなに単語を覚えても、試験では必ずわからない単語が出てきます。
これをいかに推測し、素早く読んでいくのかが問われます。
英文解釈問題を解くときは、何度も文章を読み込んで、構文を発見し、単語を推測して自分なりの和訳を必ず作ってください。
1問に30分かけても良いです。
英文解釈ができなければ、長文読解に進んでもうまくはいきません。
焦る気持ちは分かりますが、がっちり時間をとって、難解な短文と向き合ってください。
実際、私は高校3年生の夏休みは、英文解釈しかやっていません。
その後、英文読解が爆伸びしました。
みなさんも、頭をギリギリさせながら、和訳をしてください。
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