【1】来週の予定
(1)「ワカスク500」の来週(4月29日~5月4日)の予定表です。来週から5月に入ります。
そして、夏休み前に勉強を進めるチャンス、GWが始まります。
ワカスクでも、GWはできるだけ長く塾を開けます。
(2)新学期開始に伴って、時間割をがらりと変えました。
小学生・中学生・高校生と分けていましたが、高校英語文法以外は、すべてフリーとさせて頂きます。
フリーとは、小学生・中学生・高校生が同時に授業を受けることです。
数学・英語がメインになりますが、どの科目も対応します。
集団個別指導なので、各個人に向けて15分ほどの授業をいたします。
その後はすぐに演習をしてもらい、分からないところを逐一確認していきます。
各塾生の進捗状況に関しては、【3】をご覧ください。
詳細を知りたい方は、下記番号にお電話ください。
TEL090-6427-1892
塾長 黒木
(3)今週は、私の偽らざる気持ちを書かせていただきます。
ワカスクは、進学塾に移行して4年目になります。
まだ実績は出ていませんが、その萌芽は芽吹きつつあります。
弱小塾の大変なところは、成績の良い生徒が入ってこないということです。
ご存じの通り、成績の良い生徒は、大手塾予備校に全部取られてしまっています。
そのため、ワカスクでは、「できない生徒を、できる生徒」にしなければいけないわけです。
ある意味、0から1を生み出していかなければなりません。
ワカスクでは、下記で述べるように、これは十分可能です。
ただ、できない生徒さんが、学校の授業だけ、もしくは、今までの普通の塾へ行くだけでは、絶対に「できる生徒」になれないのです。
原因は、小学校まで遡ります。
最近の中学生を見ていますと、成績が良い生徒さんでさえ、計算が遅かったり、漢字や言葉を知らなかったりします。
これは、小学校の授業で、徹底した反復練習をさせていないことが原因です。
残酷な話ですが、私は前々から「小学生で、いける大学は決まる」と言っています。
最近はさらに拍車がかかっているようです。
小学校でできなくなった生徒は、ほぼ中学校からは這い上がれません。
なぜでしょうか?
それは学習指導要綱の改変が関係しています。
ほとんどの科目で、高校の内容が中学校におりてきており、理解することが難しくなっています。
とくに、英語は顕著で、小学生で習ったことを前提に授業が始まります。
しかし、小学校では全く文法を教えていません。
しかも、覚えなくてはならない英単語は、2000語増えています。
学校の現場でも、どのように教えてよいのか悩まれているのではないでしょうか。
しかし、指導要綱改編の前から、原因はありました。
それは、社会・理科で顕著なのですが、「あまりにも文章が難しすぎ」です。
これは、あくまで1年生が読むには難しすぎると言っているのであって、3年生はこれぐらいの文章は読めなければなりません。
とくに、小学校時代に漢字などの勉強をおろそかにしていた生徒さんは、チンプンカンプンで読む気力すら出ないでしょう。
また、数学でも分数の計算も全問解けないのに、いきなり正負の数を理解しろというのは、無理な話です。
英語に関しては、高校でも同じなのですが、昔から文法と英文読解を分けて教えません。
英文法が分かっていなければ、英文読解などできるはずがないのです。
では、できない生徒は、ずっとできないままなのか?
大学まで行ける可能性を残す方法が、たった一つあります。
「学校の進度を無視すること」です。
つまり、中学校の勉強が少々遅れても、小学校の勉強から確実にしていく。
先取学習の真逆の発想です。
例えば、中学1年生が4月に入塾してきたとします。
全く計算ができません。
そのような場合、小学生の勉強から徹底して復習します。
計算だけならば、週2時間2回ほど来ていただければ、4年生からのやり直しが夏休みまでに終わります。
それから初めて、中学校の計算に入るのです。
「あれ、ほかの科目はどうするの?」と考えた方もいるでしょう。
とりあえず、放っておきます。
そのようなマルチタスクができる生徒さんならば、とっくに成績は上がっています。
できない生徒さんには、1科目ずつ完璧にしてもらうのです。
1科目できれば自信が付きます。
そうすれば、他の科目にも目が向きます。
そして、その科目をまた小学生から復習するのです。
定期テストは?学校の内申点はどうなるの?
前々から言っていますが、内申点は合格ラインをはるかに超えていれば、ほぼ影響しません。
考えてみてください。
熊本高校入試で1番だった生徒が、内申点が悪かったので落とされると思いますか?
もう「内申点神話」「四高神話」に別れを告げましょう。
大学合格するためには、国語・数学・英語さえできていれば十分です。
1年間1科目やったとしてもおつりがきます。
公立高校を受験する方は、3年生の夏から社会・理科を始めてください。
私立高校3教科入試で、特待を狙うのも良いでしょう。
そもそも、その子の可能性を3年間で決めてしまうのがナンセンスです。
これは、同様に大学受験でも言えます。
誰が3年間で大学に合格しろと決めたのですか?
行きたい大学、習いたい教授がいるならば、1年ぐらい浪人する覚悟はないのですか?
みなさん、既成概念を取っ払ってください。
ワカスクでは、小中高一貫指導で、8~10年スパンで、大学合格を考えています。
高校受験など、小さな取るに足りない小石にしかすぎません。
もっとゆっくりと長いスパンで物事を考えられてはどうでしょうか?
このことを踏まえて、各生徒さんがどのような取り組みをしているのかを、【3】でご覧ください。
(4)各コマ定員10名です。
2人以上でご入会されると、2000円分の授業券がついてきます。
是非、お早めにご入会下さい!!
【2】1週間の塾の動き
(1)小学生1名、中学生11名、高校生12名となりました。
先週は高校生が1名体験授業に来られました。
今週は高校生2名のお母様から電話がありました。
いずれも高校1年生ですので、早く勉強を始めて欲しいですね。
(2)「ワカスク500」は、ただ安い塾ではありません。
先取り学習を中心に、「苦手を克服するよりも、得意を徹底的に伸ばせ!!」をモットーに、最低でも熊本大学以上を目指す進学塾です。
これは、小学生から入会されても変わりません。
志望大学に合格するための、最適解をご提示させていただきます。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校1名・熊本第二高校2名・東稜高校4名・マリスト学園高校2名・文徳高校1名・宇土高校1名の生徒さんがおられます。
〈1〉高校3年生は、5名おります。
毎日長時間勉強をされている生徒さんは、浪人覚悟でmarchを受けます。
「ポラリス英文解釈1」に入りました。
「ポラリス英文法2」は、他の生徒さんとやっています。
授業回数も増えてきて、毎週7コマほどとっているため、復習が追い付かなくなってきました。
そのため、日本史探求をいったん止めて、英語だけに絞ってもらいます。
文法などは5周ぐらい回さないと、あやふやになってしまいます。
夏休み前までに、明治大学の過去問がやれるように計画を組んでいます。
残り3カ月です。
その後は、「日本史総合・探求」の教科書を、何回も熟読してもらいます。
まだ、問題集をさせない理由は、教科書で流れと本質をつかんでほしいからです。
社会はなかなか上がりにくく、今年医学部を受験された生徒さんは、問題集ばかりやっていて6月の時点では、日本史は40点ほどでした。
8月から教科書だけ読むように言うと、本番では70点近く取れました。
私立大学ですので、最終的には問題集を解きますが、まだその時期ではないということです。
他の4名は、英単語や英語文法をやっています。
「ポラリス英文法Ⅱ」をやっており、力は付いています。
しかし、部活動をやられているので、まとまった勉強ができません。
さらには、3名がいまだに志望校すら決まっていない状態。
もう総体が終わるのを待って、それからですね。
気持ち的には、どれほど無謀な志望校であっても、合格させる計画を全力で立てるだけです。
探せば見つかるものです。
〈2〉高校2年生の生徒さんは、3名です。
1名の生徒さんは、1週間の計画立案のもと、自習をしていただいています。
九州大学に自分がやりたい学部があり、人が変わったように勉強し続けています。
平日8時間、部活がある日は5時間、休日は10時間ほどです。
さすがは、熊本高校生。
やると決めたら、集中力がすごいですね。
間違いなく合格するでしょう。
新しく入られた生徒さんは、勉強自体は嫌いではなさそうで、性格もまじめですので、かなり期待が持てます。
以前も書きましたが、数学をしたくないので早慶・marchを狙うことにしていました。
しかし、数学を教えると、すこぶる理解が早いのです。
「国立大学を狙えるのに」と以前書いたところ、保護者の方もできればそれが良いと。
本人に国立大学を目指すように言いました。
「どこを目指したらいいのか分からない」と言っていたので、大阪大学を目指すことにしました。
週16コマ授業を取るので、数学は冬休みぐらいで完成するでしょう。
ちなみに、進研模試の偏差値は、数学・英語ともに50前後です。
今は絶望的な成績です。
さて、どれだけ上がるのか楽しみです。
もう1名の生徒さんは、部活が忙しいようです。
勉強を継続することは難しいです。
〈3〉高校1年生は、4名です。
「数学Ⅱ」まで進んでいる生徒さんは、週に2回ほどしか来ていません。
多分言っても聞かないので、本人の気分に任せています。
この生徒さんは、英語が嫌いなので、1年間数学ばかりするように言っています。
得意を徹底的に伸ばせです。
ただ、あまりにも学習が進まないと、先取学習の意味がなくなります。
東京科学大学を目指すのであれば、もう少し自覚してほしいです。
週に1回授業を取られている生徒さんは、「数学Ⅰ」の教科書を進めています。
まだ、様子見というところでしょうか。
残りの2名は、休まれております。
(2)〈1〉中学3年生は、6名です。
前回のテストで4番を取られた生徒さんは、熊本高校が志望校です。
以前よりも塾には来られていますが、部活があるので2時間程度。
塾に来てない日は、1時間しか勉強をしていません。
これで熊本高校に合格したらすごいものですが、そうはいかないでしょうね。
東京大学を狙える能力はあるのに、もったいないことです。
難関私立文系大学を目指すことに決められた生徒さんは、「最高水準問題集・英語2年生」をもうすぐ終わります。
得意な英語なので、スイスイと進んでいっています。
「ターゲット英単語1200」も、終了しました。
「ターゲット英単語1900」に入ります。
自習の時間に、久々に「全国公立高校入試問題集」の国語・英語をやりました。
国語は漢字を覚えておらず、29点。
かろうじて、30店前後をキープしています。
英語は、秋田県の問題でしたが、なんと42点。
かなり上がってきました。
夏休みの前までは、英語をとことん突き詰めます。
もう3人の生徒さんは、定期テストは意識せずに、先取り学習と復習を同時に行っております。
数学は中学1年生の計算から始めて、1名は2次関数の3周目をしています。
こちらも、夏休み前には、数学を終わってほしいです。
その後に、数学より得意な英語ですね。
他の生徒さんは、1年生の英文法をやっている生徒さんが1名、3年生の英文法に入られた生徒さんが1名です。
〈2〉中学2年生の生徒さんは、お休みでした。
〈3〉中学1年生の生徒さんは、4名です。
以前から通われている生徒さんは、中学1年生の数学に入りました。
先週、正負の数を一からやり直しました。
ちゃんと復習をしたようで、レベルが上がっても解けるようになりました。
2時間で、同じ問題を3回解いてもらいました。
この生徒さんは、小学生の時にはあまりできる子ではなかったので、ゆっくりと1年間で数学を3年生まで終わらせようと思います。
2年生になってから、英語を始めます。
大学に進学したくなっても、大丈夫なように、国語・数学・英語はかなりのレベルまで上げていきます。
そのためには、定期テストを無視することが必要です。
新たに通塾された2名は、お休みされました
(4)小学2年生は、東京大学を目指しています。
先週はお休みされました。