
成績は、「才能」ではなく「変化の瞬間」で決まる。
本書は、ある小さな塾での1カ月間の学習記録である。
しかし、ただの記録ではない。
そこには、生徒たちがどのように変わり、なぜ結果が変わったのか、その“過程”がすべて残されている。
今回の中心は、Aという生徒。
これまで29番、21番、22番と推移していた成績が、ある2週間をきっかけに12番まで上がった。
特別な才能があったわけではない。ただ、「少しだけ定期テストに本気になった」だけである。
本書では、その“少し”がどのように生まれ、どのように結果に結びついたのかを、具体的な学習記録とともに追っていく。
また、10月から塾を休みながらも成績を維持するB、中学1年生で小学内容からやり直すD、入学前から中学範囲を進めるFなど、それぞれ異なる状況にある生徒たちの記録も収録している。
点数や順位だけでは見えないものがある。
それは、「どこで変わったのか」という一点である。
この本は、成績の良し悪しを語る本ではない。
評価から自由になり、「変化」に焦点を当てた学習記録である。
保護者の方へ。
お子様の成績が伸びる瞬間は、必ずしも大きな努力の中にあるとは限りません。
塾経営者の方へ。
生徒が変わる瞬間は、再現できます。
そのヒントは、すべてこの一冊にあります。

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