

【1】来週の予定
25日に、国公立大学(前期)試験が始まります。
また、公立高校入試も、3月4日・3月5日に行われます。
ワカスクからは、国公立大学入試に1名、公立高校入試に4名挑みます。
また、中学・高校の学年末試験が終わり、2カ月程度自分の勉強をできる期間になります。
この期間に、どれだけ復習をして、先取学習ができるかが、来年度の成績に大いに関係してきます。
一般的に気が緩むこの時期に、一気に差を付けましょう。
他の生徒さんは、順調に先取学習をしています。
興味のある方は、【3】1週間の勉強状況をご覧ください。
【2】1週間の塾の動き
(1)現在、小学生5名、中学生17名、高校生10名、既卒生1名合計34名が毎週通塾しております。
1コマ(50分)13名の定員制です。
(2)「8カ月英語完成コース 2期生」
「ポラリス英文法3」に入りました。
レベルとしては、旧帝大、早慶上智レベルです。
もうすでに第1章(4単元)が終わりました。
時制・助動詞・仮定法・受動態です。
やり方は、いきなり問題を1単元分解かせます。
「ポラリス英文法1・2」でほとんど説明は終わっているので、新しい知識がいらないからです。
その後、一人一人に各問題の答えとそれを選んだ理由を聞きます。
このように、理由付けができないと、いくら問題集をやったとしても身に付きません。
では、「ポラリス英文法3」は何が難しくなっているのか!?
旧帝大・早慶上理の問題が多いので、単語が難しく、また文章が長いです。
これをしっかりと訳していくだけでも、相当な読解力が付きます。
今後は、「ポラリス英文法3」→「ポラリス英文解釈2」→「英文熟考(上・下)」→「The Essentials 英語長文」と構文解釈を行います。
受講生は、既卒者1名、新高校2年生1名、新高校1年生1名の計3名です。
早稲田大学、九州大学、上智大学を目指しています。
新たなご参加、お待ちしております。
(3)「8カ月英語完成コース 3期生」
1月から始まった3期生も、「ポラリス英文法1」が終わりました。
8週間で終わったことになります。
これで高校英文法を一通り終えました。
「ポラリス英文法2」→「ポラリス英文法3」に入る予定でしたが、新3年生がいるため、やる問題集の量をカットすることにします。
今後は、「ポラリス英文法2」→「ポラリス英文解釈1・2」→「The Essentials 英語長文」→「長文読解The Rules 1・2・3」を8月までに終わります。
現在は、新高校3年生2名・新2年生1名の計3名が受講しています。
新高校1年生は、4月からこのコースに合流予定です。
春期講習が3月10日から始まります。
その期間内に、毎日授業を行い、一気に「3期生」に追いつきます。
春期講習のご参加をお待ちしております。
(4)「4年間国立大学合格コース」
このコースは、学年半分以下の生徒さんが、高校入試にこだわらずに、国立大学合格だけを目指します。
現在新中学3年生の生徒さん1名が参加しています。
春期講習中に中学英語を終わり、数学・国語を夏期講習までに終わる予定です。
夏期講習では、「8カ月英語完成コース」に入ってもらいます。
このコースは、各生徒さんの勉強の進み具合に応じて、やることを決めていきます。
絶対に国立大学に行きたい方は、早めのスタートを切ってください。
(5)「ワクワク高校生活コース」
このコースは、先取学習を進めて、学校の定期テストで上位を取り、かつ上位大学合格の実力をつけることが目標です。
マリスト学園高校専願に合格した2名が参加しています。
高校数学Ⅰが三角比の半分まで終わりました。
ここまで終えると、一旦数学の先取学習は止めます。
この2名は、上智大学・立命館大学の私立文系大学を目指しているため、数学は受験に関係ありません。
とにかく、定期テストを軽くクリアーするための先取学習です。
今後は、やったところまでの教科書・「入門問題精講」を毎日30分ほど繰り返し行います。
週18コマ取れるので、残りは「日本史探求講座」「公共講座」などに充ててもらいます。
高校からの入会は、原則お断りしています。
春期講習に参加すると、まだギリギリ中学生なので、そのまま「高校生の部」に入れます。
ご検討宜しくお願い致します。
(6)「笑顔でガンバレ既卒者コース」
現在、早稲田大学志望の生徒さん1名だけがいます。
古文の勉強が足りていないので、週4回ほど「古文単語330」を1時間やっています。
やり方は、単語帳で覚えながら、その中にある例文を和訳していきます。
全ての助動詞・助詞などの意味を考えるので、1時間に6語しか進まないこともあります。
1単語に複数の意味があるため、英単語を覚えるよりも難しいです。
日本史は「日本史探求講座」、英語は「8カ月英語完成コース 2期生」を受講しています。
毎日10時間勉強しています。
(7)「日本史探求講座」
この講座は、暗記が不得意な生徒のために作りました。
「コース」とは違うので、だれでもいつからでも入れます。
現在の受講生は、既卒者生、新高校3年生、新高校1年生の3名です。
手探りで始めましたが、5回目で平安末期までやりました。
次は鎌倉時代です。
山川出版の教科書「日本史探求」を使っています。
日本史は、近現代が難しいと言われていますが、私の感想としては、古代・中世の方がとても難しいです。
とにかく、同じような名前の人物たちが、毎回同じような過ちや、事件を起こすので、その系譜を覚えて、どの藤原氏なのか、どの天皇の血筋なのかを追うことが大変です。
とても面白いのですが、世界史の方が覚えることは日本史の3分の2で済むので、やはり世界史選択が有利だと思います。
ここでは、私の暗記術全てを伝えております。
(8)「公共・政経・倫理講座」
先週土曜日に「公共」の講座を始めました。
マリスト学園高校専願合格の2名が参加しました。
教材は、「蔭山の共通テスト公共」です。
今回も倫理分野で、抽象度の高い話をしました。
「アイデンティティの確立のための第二次性徴」「職業選択に関してのAIがもたらす影響」など、今後の社会を考えるうえでとても重要な課題です。
最近の大学入試では、科目を問わず時事的な問題を聞かれるので、これらが知識として入っていないと、何を言っているのか分からないことにつながります。
問答形式で生徒に尋ねながら教えているため、生徒も頭を働かせざるを得ません。
ソクラテス的に言えば、「弁証主義」でしょうか。
【3】1週間の勉強状況
(1)高校生は、熊本高校1名・東稜高校2名・真和高校1名・マリスト学園高校2名・尚絅高校2名・御船高校1名の12名が毎週通われています(男子5名・女子4名)。
(他に熊本高校2名・済々黌高校2名・熊本第二高校3名・東稜高校 1名・マリスト学園高校2名・文徳高校1名・尚絅高校2名・宇土高校1名・国府高校1名の会員さんがおられます。)。
(2)〈1〉高校3年生は、2名です。
熊本県立大学総合管理学部を目指している生徒さんは、熊本学園大学のA日程・C日程の経済学部リーガルエコに合格されました。
おめでとうございます!
そして、本命の熊本県立大学前期の受験が始まります。
共通テストが悪かったので、後期まで見越して勉強を続けます。
明治大学を志望校としている生徒さんの状況です。
薄々お気づきの方もおられたかもしれませんが、既卒者生として早稲田大学を狙っているのが、この生徒さんです。
諸々話をして、今回は大学受験自体を回避しました。
どうしても早稲田大学に行きたいということで、12月から計画だった勉強をしないと到底間に合わないからです。
現在は、昼まで3時間程度、ワカスクでは7時間程度勉強をしています。
毎日10時間以上の勉強です。
私たちのころと比べて、かなり難化しています。
東京大学受験の生徒さん並みの理解力・勉強時間を確保していかなければ、到底合格はおぼつかないでしょう。
毎日が戦いです!!
〈2〉高校2年生は、2名です。
2名ともに、「8カ月英語完成コース・3期生」に入っております。
明治大学(立命館大学から変更)を目指している生徒さんは、ほぼ毎日塾へきて自習をしています。
英単語・英熟語・日本史を繰り返しやっています。
「日本史探求講座」も受講しています。
夏休み前までに、英語を長文読解まで、日本史を「1問1答式」が殆ど言えるようになればオッケーです。
あとは、「古文」をいつから始めるかです。
今後は「古文講座」、「現代文講座」も開講する予定です。
6月ごろから計画しています。
もう1名は、国公立大学歯学部志望の生徒さんです。
「8カ月英語完成コース 3期生」は学年末テスト期間中も休まず来ており、気合は十分です。
しかし、そろそろ共通テスト対策を始めなければなりません。
志望大学へ合格するためには、最低でも7割必要なので、8割を目指した勉強が目標になってきます。
二次対策とうまく融合させながら、1年間かけて仕上げていきます。
〈3〉高校1年生は、5名です。
東京理科大学を目指している生徒さんは、「8カ月英語完成コース 3期生」に入っています。
高校英語は、中学3年生の時に「8カ月英語完成コース 1期生」として始めましたが、途中で挫折してしまいました。
しかし、今回はいよいよデッドラインに近づいていると感じたのか、必死についてきています。
とにかく、英検準一級を取ることが目標です。
数学は「入門問題精講」、物理は「宇宙一分かりやすい 物理」を読んで、「リードlightノート」「良問の風」を自習しています。
九州大学を目指している生徒さんは、「8カ月英語完成コース 2期生」に入っています。
定期試験は、苦手な数学で高得点を取れました。
部活をしているので、各試験で目標を作って、それをクリアーしていくことが自信になります。
今回は、数学を上げると目的を立てて、それを実践しました。
良い成功体験になったと思います。
高校の授業は九州大学レベルでやっていると思うので、定期テストで良い点を取っていれば、そのまま流れていくのかなぁと最近は思い始めました。
非進学校の生徒さんは、3名が常時来ております。
1名は、赤点回避を目指している生徒さんです。
学年末テストの結果が返ってきています。
今のところ赤点は、数学・現代文です。
もともと数学と残り数科目は、すぐには効果を発揮しないので、追試で勝負することに決めていました。
残りの科目が、どれだけ赤点を回避できているかです。
追試に向けて、すでに数学の勉強を、中学1年生から開始しました。
学校推薦での大学合格を狙っている生徒さんは、お休みされましたが、順調に良い点数を取っているようです。
週2コマ英語の勉強をしている生徒さんは、中学英語から始めて、「完全攻略シリーズ 中学英語 3年生」に入りました。
この生徒さんも、得意の美術を活かして、指定校推薦を狙っています。
(2)〈1〉中学生は、東町中1名・桜木中4名・東野中1名・湖東中2名・・帯山中1名・木山中2名・出水南中1名・九州学院中1名の14名が定期的に通われています(男子9名・女子5名)。
(他に会員として、東町中4名、錦が丘中1名、桜木中1名、東野中2名、京稜中2名、湖東中1名、錦が丘中1名、御船中1名、マリスト学園中1名、尚絅中1名の生徒さんがおられます。)
〈2〉中学3年生は、6名です。
マリスト学園高校専願2名、マリスト学園高校奨学B1名、マリスト学年高校奨学C1名、国府高校(ビジネスコース)奨学C1名、慶誠高校(普通科)奨学C1名が合格しました。
熊本高校を目指す生徒さんは、毎日夕方5時に来て、夜10時まで残って勉強しています。
ここにきて、合格点を取ったので、合格可能性は50%程度に上がってきました。
今週の令和5年度の過去問模試で、果たして合格点が取れるでしょうか!?
仮に不合格であっても、マリスト学園高校奨学Bを取っているので、問題はないです。
熊本第二高校を目指している生徒さんは、先週から塾に復帰し、怒涛のように毎日3~4教科を解いています。
令和5年度の過去問を解いたところ、143点と初めてボーダーラインに乗りました。
この勢いで、あと1週間乗り切ってほしいです。
国府高校奨学Cの生徒さんは、東稜高校に向けて勉強しています。
まだ20点ほど足りない状況です。
時間が足りないので、社会公民、国語・数学・英語の過去問演習に絞りました。
幸いにも、倍率が低いので、少しは合格可能性が上がるかもしれません。
それを信じて、乗り切るだけです。
マリスト学園高校専願に合格された生徒さん2名は、「ワクワク高校生活コース」に入って、順調に高校の先取り学習をしています。
早稲田大学(若しくは上智大学・青山大学・立教大学)志望の生徒さんは、高校数学Ⅰの教科書が、二次関数を終わり、「図形と計量(三角比)」まで入りました。
語学力の能力が高かったので、早々にマリスト学園高校専願に決め、
私立難関文系大学を目指して「8カ月英語完成コース 2期生」に入り、英語はⅯARCHレベルの文法・解釈、共通テストレベルの読解まで終わっています。
現在は、「ポラリス英文法3」に入り、東大・京大・一橋大・早慶上智のレベルをやっています。
とりあえず、高校文法はこれで終わりです。
また、「公共講座」に参加しており、楽しく勉強されています。
「公共」も1年生の定期テストの範囲に入るので、いまから勉強しておくと楽です。
もう1名の生徒さんは、同志社大学・立命館大学を志望しています。もうすぐ数学の「図形と計量(三角比)」が終わります。
また、「日本史探求講座」「公共講座」にも参加しています。
3月10日から始まる春期講習から、「8カ月英語完成コース 3期生 追い駆けコース」に入ってほしいです。
慶誠高校奨学Cの生徒さんは、高校では部活に入るため、続けられるのか分かりません。
この生徒さんも、私立文系大学を目指しているので、「ターゲット英単語1200」「ターゲット英単語1900」を4月までに覚えます。
〈3〉中学2年生の生徒さんは、6名です。
ただ、将来の明確な目的をもって勉強している生徒さんは、3名です。
そのため、残りの生徒さんには触れません。
東稜高校を目指している生徒さんは、志望大学を熊本県立大学にしました。
総合管理学科を目指すのであれば、国語・英語・情報・選択教科の4教科で勝負ができます。
苦手な数学を回避できるわけです。
現在は、中学3年生の現在完了形を終えて、さらに進んでいます。
苦手な数学は少しずつやって、平方根に入りました。
この生徒さんの成績ならば、東稜高校は確実に合格するので、高校の勉強とうまくマッチさせていきます。
マリスト学園高校専願を受験する生徒さんは、青山学院大学に興味を示しています。
「4年間大学合格コース」に入り、来れる時には6時間ほど勉強しております。
この2カ月は、英語を終わることが目標です。
「完全攻略シリーズ 中学3年生」「最高水準問題集 中学3年生」をやっています。
英語が得意なので、ほぼ質問はありません。
今後は、春期講習で「最高水準問題集 英語長文」「最高水準問題集 英作文」をやります。
これらが終われば、高校英語の単語をマスターしていきます。
数学に関しては、得意ではないようなので、中学数学をじわじわと進めていきます。
国語に関しては、「古文講座」に参加して頂き高校古文まで終わっておきたいですね。
マリスト学園高校専願を志望にした生徒さんは、部活を続けることになり国府高校専願を目指すこと決めました。
本人は、データサイエンスをやりたいと言っています。
しかし、大学に行くのか専門学校に行くのかは、まだ分からないようです。
データサイエンスは、近年盛り上がっていますが、実際に仕事としてどれだけのスキルを持ち合わせていないと就職できないのか分かりません。
また、大学でデータサイエンス学部を新設したり、データサイエンス専門学校も流行っています。
このような大学・専門学校で質の良い授業を行えるのか甚だ疑問です。
本当にデータサイエンスで食べていきたいのならば、滋賀大学・横浜市立大学を目指すべきです。
これらの大学は、データサイエンスの歴史が長く、それだけ良質な授業をしてくれます。
流行り廃りが早いご時世、数年後にはデータサイエンスなど誰も学ばなくなっているかもしれません。
〈4〉中学1年生の生徒さんは、3名です。
先取学習が進んでいる生徒さんは、数学は3年生の「展開・因数分解の利用」が終わりました。
今後は、「平方根」に入っていきます。
英語は、1年生の「完全攻略シリーズ 中学1年生」「最高水準問題集 中学1年生」の3回目を回しています。
自分のペースでしっかりと進んでいます。
勉強が苦手な2名は、小学生の計算ドリルをやっていました。
1名は、ついに中学1年生の数学を開始しました。
ワカスクに来て丸1年がたつのですが、やっとこの日を迎えることができました。
4月に中学1年生の計算をさせたところ、全く理解できなかったので、小学2年生からやり直しました。
黙々と1学年3回ずつ解いた甲斐があり、今回は計算でまちがえることはほぼなくなりました。
志望校を国府高校専願に決めたので、国語・数学・英語だけできれば合格します。
もう1名は、小学4年生をやっています。
- 小学生は、5名です。
6年生3名・5年生2名の生徒がいます。
小学生の生徒さんは、4名は常時授業を受けています。
獣医学部を目指している6年生の生徒さんは、中学1年生の「比例・反比例」までを終えて、「図形」に入りました。
最近は新しい単元に入っても、自分で理解してもらっています。
これは、全生徒に試しています。
どうしても受け身の勉強では、自分の分からない所すら分かりません。
弱いところを自分で自覚し、それをどう攻略していくかが、今の大学入試、ひいては現代の社会で求められることです。
これは、小学生のうちから練習していないとできないことです。
もう1名の6年生の生徒さんは、現在は小学4年生の計算です。
黙々と、2時間解いています。
冬期講習からの生徒さんは、小学5年生の計算から始めて、6年生に入りました。
漢字も「小学生の漢字1026字」の読みバージョンをやっています。
小学生の間は、計算・漢字を徹底的にやることが必要です。
これができていないので、高校生になってもなかなか点数が伸びないのです。
5年生の生徒さんは、4年生の計算を終えました。
やっと実学年の5年生の計算に入ります。
もう1名の5年生の生徒さんは、6年生の計算に入りました。
英語は、「完全攻略シリーズ 中学1年生」をやっています。