熊本からの大学受験 いろはにほへ

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【熊本からの大学受験】冬という超実戦⑤​〜操縦席を譲る日〜【いろはにほへと:最終回】

​合格発表の朝が来る。ネットの画面、あるいは掲示板の前に立ち、我が子の受験番号を探すその瞬間、親の心臓はちぎれんばかりに跳ね上がる。​そこに番号があったなら、歓喜の涙が溢れるだろう。そこに番号がなかったなら、目の前が真っ暗になるだろう。​だ...
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【熊本からの大学受験】冬という超実戦④​〜本番当日、バグ込みで合格する運用論〜【いろはにほへと:第62回】

​入試本番当日。試験会場へ向かう我が子の背中を見送った瞬間、親ができる物理的なアプローチはすべて消滅する。あなたは試験会場に入ることも、答案に触れることも、横でアドバイスを送ることもできない。​ここから先、受験生はたった一人で、人生初の剥き...
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【熊本からの大学受験】冬という超実戦③〜結果から手を離す技術〜【いろはにほへと:第61回】

​願書を提出し、共通テストを終え、併願校の受験が始まる冬の後半。リビングには、これまでのどんな壁よりも巨大で、実体のない最後の魔物が立ちはだかる。「結果への執着」という名の底なし沼だ。​「もし、あの1問のマークミスで落ちていたらどうしよう」...
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【熊本からの大学受験】冬という超実戦②~合格者は何を捨てたのか~【いろはにほへと:第60回】

​入試本番まで、残り40日。この直前期において、合否を分ける決定的な差は「何を勉強したか」では決まらない。「何を捨てたか」によってのみ、決まる。​多くの受験本や指導者は、この時期口を揃えて「やることを絞りましょう」「選択と集中です」と美しい...
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【熊本からの大学受験】冬という超実戦①~実行管理学としての受験~【いろはにほへと:第59回】

​夏は未来を描く季節だった。秋は現実を知る季節だった。​そして冬は、全く違う。冬とは、これまで決めてきた戦略を、ただ機械的に実行するだけの季節である。​12月、そして1月。入試本番の足音がすぐそこにまで迫るこの時期、リビングには受験期最大に...
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【熊本からの大学受験】秋という深淵⑤〜​判定という名の在庫表〜【いろはにほへと:第58回】

​11月。受験生のもとに、秋の集大成である「最後の冠模試」「最後の総合模試」の結果が返却される。それは、合格可能性を「A〜E」という容赦のないアルファベットで突きつける、秋の戦線で最も残酷な瞬間だ。​リビングの机の上に置かれたその紙切れを見...
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【熊本からの大学受験】秋という深淵④〜過去問という名のCTスキャン〜【いろはにほへと:第57回】

​秋がいよいよ深まると、リビングには受験生にとって最大のリアルである「過去問(志望校の過去入試問題)」の束が登場する。​そして、この過去問演習が始まった瞬間、リビングの空気は一気に凍りつく。「制限時間が全く足りない」「合格最低点に、あと30...
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【熊本からの大学受験】秋という深淵③~停滞の誤診~【いろはにほへと:第56回】

​秋の模試が返却されるたび、リビングは重苦しい沈黙に支配される。「夏にあれだけやったのに、9月も、10月も、数字が全く変わらない」​昨日と同じように机に向かい、昨日と同じようにペンを握っている。サボっているわけでは決してない。それなのに、ま...
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【熊本からの大学受験】秋という深淵②​​​​~焦りと比較のメカニズム【いろはにほへと:第55回】

​秋が深まるにつれ、リビングにはもう一つの巨大な魔物が侵入してくる。「焦り」という名の、目に見えない底なし沼だ。​学校での三者面談、塾での席順の変動、模試の志望校内順位、そして周囲から聞こえてくる「〇〇くんはA判定だったらしいよ」という噂話...
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【熊本からの大学受験】秋という深淵①​​​​〜成長が数字より先に進む時期〜【いろはにほへと:第54回】

​夏休みという壮絶な実戦をくぐり抜け、9月、10月。リビングの空気は、夏とは全く違う、重く冷たい静けさに包まれ始める。​夏までの敵は分かりやすかった。勉強習慣がない、計画が立たない、スマホの誘惑に負ける。そうした、見えやすい「サボり」や「技...