昨日、2つの中学校で、共通テストの成績表が出されました。プレ共通テストから、点数が上がったかどうかで考えますと、3勝1敗です。一番上がった生徒さんは36点上がり、次は17点、最後は13点です。逆に下がった生徒さんは、14点下がりました。下がった生徒さんは、夏期講習会から入塾されました。しかし、全く私の言うことを聞いてくれませんでした。その差ですね。
今回の共通テストは、当初は難しいと思っていたのですが、いざ蓋を開けてみると、良く分からない状況になっております。昨年度、学年平均が132.7点だった中学校が、今年は122.7点。逆に、125.4だった中学校が、今年は130.8点。今まで前者の中学校がレベルが高かったので、この結果からは難易度は判定できません。大手学習塾の結果を待たなければなりませんね。
点数としては、130点台が1名、120点台が1名、100点台が1名、100点以下が1名です。130点台の生徒さんは、殆ど140点に近いです。この生徒さんは、熊本第二高校を目指しておりますが、あと20点ほど足りません。また、120点台の生徒さんは、やっと東稜高校に足がかかったような状態です。両者とも、第二回共通テストで、160点・140点を取ってくれれば、合格可能性は80%と思っています。
共通テストでは、合格最低点よりも20点上を取らないと、合格しないといわれています。そうなると、熊本第二高校では、180点台中盤、東稜高校だと150点中盤を取らなければいけないです。それからすると、当塾の目標が低いように感じるかも知れません。ただ、当塾ではこれまでの経験上、本試験では共通テストの点数と同点か、それ以上の点数を取ってる生徒さんが多いんですね。
これは、私が意図的に、徐々にレベルが上がっていくように考えて計画を立ててるためです。例えば今回の共通テストも、過去の問題や問題演習を繰り返せば、もっと点数が上がったかもしれません。しかし、夏の間は、基礎力を付けるのが一番と考え、殆ど教科書の読み込みと学校のワークを5回程度回すことしかしていません。さらに言えば、2名は7月中は、数学・英語の先取りをしていました。つまり、それほど点数を狙わなくて良いと考えているのです。
第二回共通テストについても、20点ほど上がればよいと考えて、学習が進んでいる生徒さんには、公民の経済分野・理科はイオン・天体と、共通テストの範囲外のところを勉強して頂いてます。これは、共通テストが終わった後に、すぐに中3クラブや私立の過去問の問題演習に入るためです。
つらつらと書いてきましたが、第一回共通テストが第二回・本試験を含めて一番良かったとならないように気を付けてください。また、定期テストは、ある程度割り切って、順位や点数を取りにいかないほうが得策と思います。内申書が気になるでしょうが、上位で合格すれば内申書をみられることもありません。
みなさん、頑張りましょう!!