熊本県第2回共通テストが終わりました。受験したみなさん、お疲れさまでした。第1回共通テストよりも点数が上がった生徒さんは、方法が間違ってないので、このまま順調に勉強して下さい。点数が下がった生徒さんは、敗因を分析して下さい。時間配分で10点ほど変わってきます。解き方などを、もう一度検討し直すことをお勧めます。
敗因分析が終われば、今回の結果は忘れて、期末テストに向けて再スタートして下さい。年が明けると私立入試が始まるので、落ち着ついて勉強できるのは残り2ヶ月もありません。しかも、これから習う範囲が、高校入試ではかなり重要です。
高校入試数学は、「二次関数・三平方の定理・相似の証明」が点数の半分以上を占めます。数学は、ここからが本当の勝負です。社会・理科については、「公民の自主学習」「3年生の理科問題集」を、年末までに全問正解できるようにして下さい。とくに公民は、年末までに学校で終わらない可能性があります。高校入試では、公民は16点の配点です。社会が苦手な方も、3年生から始まった公民では戦えます。自分でどんどん先に進んで下さい。英語は、これから学ぶ「関係代名詞」が重要です。高校入試の長文では、関係代名詞てんこ盛りの文章が出ます。関係代名詞を確実に押さえましょう。
そう考えると、今回のテストで失敗された生徒さんも、落ち込んでいる暇はありません。これから勉強する範囲が重要です。ちなみに、去年の塾生で、第2回共通テストが129点と失敗した生徒がいました。その後、私のスケジュールに従って勉強して頂いたところ、高校入試直前の過去問では、140点近く取れる力が付きました。私は、共通テストは高校入試よりも、データ的に15点ほど簡単だと思います。そうすると、この生徒さんは、高校入試直前に、共通テストで165点の力が付いたことになります。
まだ、本番まで4カ月あります。これからまだまだ点数が上がります。学校の三者面談では、今回のテストを基準に学校選択を迫られると思います。かなり厳しいことを言われても、落ち込まず聞き流しておいて下さい。とにかく、これからが本当の試験勉強です。