私立高校に合格された生徒の皆さん、公立高校の過去問は解きましたか?解いてない方は、昨年度の問題を、2日間で時間を計って解いてください。傾向を先に知らないと、対策は立てられません。なぜ昨年度の過去問かというと、今年はその問題は出ないからです。一昨年の問題は、試験1週間前に解くために、残しておきましょう。
さて、皆さんもご存じの通り、今年はコロナの影響で試験範囲が従来よりも狭くなっております。例えば、英語は関係代名詞が出ないなどです。これについては、過去記事で書いてありますので、お手数ですが、そちらをご覧ください。
試験範囲が狭くなったことで、今年の入試は傾向が読めません。つまり、過去問を解いていても、出ない範囲が含まれているので、点数を出しにくいのです。学校では、試験に出ない範囲も習っているので、ある程度は解けます。しかし、その範囲は全力で勉強してないので、どうしても点数が低くなってしまいます。
そこで、私が考えたのは、私立高校過去問を使うことです。それも奨学生過去問です。これがピッタリと公立高校の試験範囲に一致します。当塾の例で考えますと、東稜高校を目指される生徒さんがいます。その生徒さんには、マリスト学園高校の過去問を解いてもらっています。なぜマリスト学園高校かというと、当塾の過去のデータから、マリスト学園高校に合格された生徒さんは東稜高校に合格されているからです。そのため、公立高校の過去問とマリスト学園高校の過去問を、交互に解いてもらいます。マリスト学園高校の過去問で合格点が取れれば、必然的に東陵高校には合格するという算段です。
熊本第二高校や熊本第一高校を目指される生徒さんは、九州学院高校の奨学Bの合格点を取れれば合格します。このような形で、うまく私立高校過去問を使ってみてはいかがでしょうか。