12月に入り、今年もあと1カ月ですね。高校生1年生は、11月進研模試の結果が返ってきました。全国平均点を見てみますと、113.6点と7月よりも3.2点下がっております。各科目で見ますと、1点ずつ難しくなった感じですね。
当塾に通われている生徒さんの学校の平均点ですが、熊本学園大学付属高校126.4点・マリスト学園高校112.6点となっております。7月の平均点が、熊本学園大学付属高校141.6点・マリスト学園高校121.4点でしたので、全国平均が3.2点しか下がってないことを考えると、両校ともにかなり落ちております。直前に定期考査があったりと、進研模試に集中できなかったこともあると思いますが、学校の対策としてはうまくいってないように感じます。
結果から申しますと、当塾の生徒さんもあまり良くなかったです。学園大学付属高校の生徒さんは、前回は150番でしたが、200番台に落ちてしまいました。原因としては、2学期から応用コースに強制的に入れられたため、数学をじっくりと勉強できなかったことが考えられます。また、進研模試直前に、学校への不満などを止めどなくいっていましたので、模試を受ける精神状態にはなかったことです。定期考査とは異なり、入試や模試では精神状態がかなり影響してきます。英語が安定していたことが、今回の唯一の成果でしょうか。数学・現代文は裏切ることがありますが、英語・古文・漢文は裏切りません。
休塾されていて、10月に戻ってこられた、マリスト学園高校の生徒さんは、前回の順位よりも30番ほど上がってました。この生徒さんは、中学時代から数学が得意でした。今回は、数学の全国偏差値が62でしたので、総合順位が上がられました。ただ、英語がガタガタでしたので、手放しには喜べません。今回はたまたま数学が取れたので、結果オーライでしたが、英語を上げないことには今後も順位は安定しないと思います。私から見ても、頭はすばらしいものを持ってます。いつ本気で勉強に取り組んでくれるか待つしかないです。
当塾では、最低でも熊本大学合格を一応の目標としております。熊本大学に合格するためには、全国偏差値で最低58が必要です。前回、学園大学付属高校の生徒さんはクリアーしておりました。今回はどちらの生徒さんも、全国偏差値50でしたので、気を引き締めて頂きたいですね。もう直前に迫っている県下一斉テスト、1月進研模試に向けて、今が勝負どころです。ただ、高校の成績は、上がったり下がったりを繰り返しますので、1回の試験で一喜一憂しないで、自分の勉強をじっくりと行うことが必要です。